内容説明
画像関連技術の確立に数学・統計学が果たしてきた役割と技術を紹介する。 Part1では、応用事例を理解するために最低限必要な数学(直交関数展開、フーリエ解析、線形代数)や統計学について準備する。 Part2では、画像データの記憶装置のデータマネージメント技術、信号再生技術に加え、電子透かし技術、画像復元などの画像表現・処理、そして医療分野における画像形成技術を、数学を応用する視点で解説。
目次
Part 1 数学的準備 1.直交展開の準備 2.フーリエ解析の準備 3.線形代数の準備 4.確率論・統計学の準備 Part 2 応用事例 5.フラッシュメモリの確率モデル 6.ビデオディスクの信号再生の原理 7.独立成分分析による電子透かし 8.画像復元 9.MRイメージングの画像形成