内容説明
心の通い合わない結婚をした奈津井。妻との関係が悪化する久世。亜矢子への思いを断ち切れない2人の男たち。それでも3人は微妙な愛情関係を保っていた。だが、海外に単身赴任していた亜矢子の夫・重隆が帰国したことで、3人の危うい均衡は崩れていく。都会を漂う孤独な男女の愛の終着点は!? 圧倒的な人間洞察力と筆力で、愛の虚無と憂愁を描く恋愛サスペンス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko💖avec ヴィタリにゃん💗
59
上巻から続く。意外な結末。人物描写、心理が凄く手が込んでいてさすが巨匠・松本先生。かなり古い作品ですがとても楽しめました。登場人物、特に女性の言葉遣いがキレイなのが印象的でした。2021/02/04
T. Mu
7
昭和の時代の恋愛小説。現代の感覚で読むともどかしさを感じるが、それもまたその時代を反映しているようでもある。いろいろな意味で最後はよかった。4.02026/02/08
y_e_d
3
この作品の中に出てくる不倫関係は、男の一方的な勝手さに起因しているもので、今の感覚でみれば時代が違うという思いはあるが、読み物としてはよく描けているなあと、やはり引き込まれて読んでしまった。奈津井と久世が沈んだまま終わらなかったのは意外だったが、千佳子が何故戻ったのかがよく分からずじまいだったし、後半をもっとじっくり書いてくれたらもっと良かった。そこだけが残念。2018/03/14
ハメ・ドゥースト
2
☆☆☆p.64覚悟の上だったのに、千佳子のいない現実が、まだ意識に密着しなかった。p.191日本料理は見る料理だ。箸でくずすのが惜しい。外国人は、日本料理をそのまま持って帰るそうだ。色彩の取り合わせを、これほど心得ている料理は世界中にない。2017/11/05
19番ホール
1
旅情たっぷりのロマンス長編。死体が2回登場するけどとくに捜査はしない。竜崎、亜矢子、久世などなどふだんの清張作品ではお見かけしないキラキラネームがいっぱい登場する。2026/01/20
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