内容説明
在日朝鮮人社会に顕在化する儒教的祭祀儀礼・チェーサの社会学的分析。異郷において連綿と続いてきたチェーサの価値と意味の考察、その背景にある郷村社会の構造を解明。世代交代とともに変動する在日朝鮮人社会をチェーサの「世俗化」から読み解く。
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目次
第1章 在日朝鮮人社会における祭祀儀礼―チェーサの社会学的分析(チェーサ(祭祀)の役割と意味
在日朝鮮人社会のチェーサ ほか)
第2章 在日朝鮮人一世のコスモロジーと郷村社会―「儒教的家族」の信念体系と行動様式(「儒教的家族」 親族集団と祖先 ほか)
第3章 郷村社会の親族と近隣結合―契・プマシ・トゥレを中心に(郷村社会と近隣結合 郷村社会の社会的葛藤 ほか)
第4章 チェーサと在日朝鮮人社会―世代交代と世俗化を中心に(世代交代の問題 チェーサの世俗化の問題 ほか)