光文社文庫<br> 講談 大久保長安(下)

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光文社文庫
講談 大久保長安(下)

  • 著者名:半村良
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 光文社(2018/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334725914

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内容説明

関ヶ原合戦の裏で、大久保長安は石見銀山の開発に努め、続いて佐渡の金脈を発見。採掘した大量の金銀によって、徳川の財力は天下を威圧する。南蛮船との交流で輸入した大砲の威力により、大坂の陣も徳川勝利のうちに終結。やがて長安が没すると、徳川幕府は彼の邸を没収。「長安は悪人」という噂が……。史実を踏まえ、随所に新解釈を盛り込んだ異色の時代長編!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

酔拳2

23
この本7人しか読んでない。面白いのに。作者の歴史愛に感銘。人の歴史は鉄の歴史だ。鞴の風を受けた踏鞴が龍が火を吐く姿を彷彿とさせれば、ヤマタノオロチを倒して草薙剣を手に入れるという日本武尊の逸話も納得がいく。鉄のあるところに権力あり、それが故に諍いも起こる。また製鉄技術を持った人々が忍者の元祖とか。伊賀も甲賀も風魔も曽呂利も、はては服部半蔵まで。黒装束は闇を溶け込むためでなく、製鉄業者の制服らしいっす。いやあ、作者の博識と切り込む目線には脱帽です。2024/05/14

冬至楼均

1
江戸っ子ゆえの家康びいきは相変わらずですが、それ以上に長安の評価が高いのが面白い。2015/07/12

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