光文社文庫<br> 講談 大久保長安(上)

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光文社文庫
講談 大久保長安(上)

  • 著者名:半村良
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 光文社(2018/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334725907

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内容説明

もと能役者で、異国人の血を引く大久保長安は、鉱山採掘の技術によって、徳川家康に重用される。戦国時代、武器の材料として貴重な鉱物は、各国、争奪の的であった。それゆえ、腕利きの忍者が動員され、各地で激しい争奪戦が繰り広げられた……。長安の採掘した莫大な金・銀・鉱物が、やがて家康を万全のものにしていく。時代を変えた長安の秘密に迫る、異色の長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

酔拳2

24
宮部みゆき先生の「あやし」のあとがきに名前の出ていた作家第二弾、半村良先生。講談とあるからどんな内容かと思ったら、講談風に物語を進めるのね。語り口調が講談だから読みやすいし、目の前にお客さんがいるかのよう。竹下金丸の政治と金のスキャンダルになぞらえたりしてるから、時代背景も分かろうというもの。話も色々脇道に逸れてそれが蘊蓄がふんだんだから面白い。大久保長安さんて知らなかったけど、江戸時代を築くのに重要な人で、本書では南蛮人説で構成されてます。信じるも信じないものあなた次第です。2024/05/05

冬至楼均

2
講談調の語り口が心地よい。時事ネタが風化しつつあるのが残念だけど。2015/07/11

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