講談社文庫<br> 影の守護者 警視庁犯罪被害者支援課5

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講談社文庫
影の守護者 警視庁犯罪被害者支援課5

  • 著者名:堂場瞬一【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 講談社(2018/08発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065125359

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内容説明

北多摩で起きた交番襲撃事件。被害者は定年を間近にした益田巡査部長、銃による射殺だった。被害者遺族のケアのために現地に向かう村野たち支援課員だが、益田巡査部長の息子・智樹は捜査一課の刑事でもあった。捜査に参加したいと主張する智樹だが、冷静さを失っている彼を捜査一課は担当から外した……。息もつかせぬスピードと目まぐるしく展開する物語。警察小説の名手・堂場瞬一の真骨頂! 人気文庫書き下ろしシリーズ第五弾

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

179
被害者支援課の今回は対象者が警察官家族。しかもその息子・智樹は捜査一課。息子は自分で犯人を挙げたいよね。しかし捜査からは外され村野が行動を共にする事に・・なかなか進展がないところに亡くなった警官・益田が5年前の事件に関わっていたことが判明し、元部下の男・木戸が浮上する。いや~今回は遅々と進まぬ展開と、ラストに向けて上司と部下の有り方を考えさせる回でもあった。身内に甘いと言われる警察だが、人を育てる事の難しさを感じた次第。次は村野さんの脚ももう少しよくなっています様に。2018/08/15

KAZOO

131
被害者支援課シリーズです。今回は被害者が駐在所の警察官でその家族である奥さんと息子(これも警視庁の刑事)で若干話が込み入ってきます。数年前の同じような事件でのかかわりが殺された警官に出てきて話が発展します。最後はうまく解決しますがこの表題がうまい感じです。サービスでほかのシリーズで活躍する刑事も出てきます。時たま最近このようなことを堂場さんはやりますね。2018/09/08

mmts(マミタス)

116
タイトルにある「影の守護者」の意味が良かったなあ。ただし、この「警視庁犯罪被害者支援課シリーズ」は主人公の村野秋生警部補が野球マニアなんだけど、それ故に何でもかんでも野球に揶揄する。作家さんの堂場瞬一さん、野球マニア?さてさて、益田智樹巡査部長の父である益田護警部補は仕事中、襲撃事件に巻き込まれて殉職した。実は益田護警部補はとある事件を隠蔽した。それを知った犯人から殺害された。一方、益田護警部補はとある理由から犯人のことを支えていた。安藤梓は好きだけど、やっぱり村野秋生警部補の元カノは好きじゃない。2018/12/17

あすなろ

103
規則なんかクソ食らえ。1人の刑事、1人の被害者家族が立ち直ろうとしているのだから…。被害者支援課シリーズ5巻。なかなか堂場氏は難解な事件をこの支援課に与え続ける気がする。今回は、刑事とその家族、しかも三代続けての警察一家が支援対象。そして仇討ちの要素が入る。そこに影の支援者?ラストはルノー・ルーテシアRSなどマニアックな車迄登場するがそれが総称するようにスカッと終了。さて、次はどんな難解な試練が支援課シリーズに課されるのであろうか?2018/11/11

ケイ

93
解明への道程はとても楽しかった。読了してからタイトルを見て、ああそうなのか!と腑に落ちる。昔の恋人の登場が少ないのも、読みやすかった要因かも。しかし、タイトルが示しているが、そこまで面倒見がいいのは、どうなのかしらね。何となく終盤に納得できない感じが押し寄せてる。2023/10/01

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