文春文庫<br> 戦死 インパール牽制作戦

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文春文庫
戦死 インパール牽制作戦

  • 著者名:高木俊朗【著】
  • 価格 ¥509(本体¥463)
  • 文藝春秋(2018/07発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167151034

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内容説明

昭和21年2月9日、元陸軍大佐棚橋真作はGHQからの出頭命令に接して、古式通りの割腹自殺をとげた――著者は、その死に疑問をいだき、間近に迫っていたインパール作戦の陽動作戦として実施された「ハ号作戦」に参加した第55師団の生き残りの人々の証言や日録を克明に調べていくうちに花谷正師団長の部下への自決強要の問題が浮かび上がってくる。軍隊という巨大な組織の冷酷無残な非人間性を描いた戦記文学の傑作。著者のインパール五部作の一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Akio Kudo

2
★★★★ 日本軍兵士のイジメとパワハラに言葉がない。2020/07/25

junkoda

1
「桃太郎さん、桃太郎さん、お腰に付けたきび団子を1つ下さいな」「よろしい、きび団子は4日分。あとは鬼から奪うのだ。補給はない」2018/08/08

たわし

1
「戦死という言葉には、必ずといってよいほど”壮烈な”という形容詞がついている。つけなければいけないようである。だが”壮烈な”とは、どのようなことを指すのか。しかも、実際には、そのなかに自決させられたものや、銃殺されたものまでふくんでいる。”壮烈な”とつければ、遺族を慰めることはできよう。だが、すべてを”壮烈なる戦死”とすることは、戦時中の大本営をはじめ、多くの軍用語法と同じで、国民と歴史を欺くものである。」あとがきより2013/03/11

かっくうほう

1
花谷師団長もひどい・・・。なんというか、インパール作戦は負けるべくして負けたとしか考えられない。他に読んだ2作品が、インパール作戦の中で、いかに生き残るか、仲間を生き残らせるか、作戦を成功させるために無理だとわかっていたのに、最善の努力を尽くした、といった美談的な感じを受けたのに、この本では、無能な師団長が如何に害かを説いているようにしか読めなかった。なんというか、やっぱり戦争はイヤだな。2009/09/30

yuji

0
インパール作戦の本と思い手に取ったが、牽制作戦とはインパール作戦を有利に進めるための試作戦であることがわかった。食糧補給を受けられず英軍だけでなく飢えとも戦わなければならなかった。作戦は英軍の円筒陣地を包囲した後はジリ貧になり、空から補給を受け最新兵器で攻めてくる。この敗退はインパール作戦には活かされず、さらに数倍の戦死者を出した。いずれの将(花谷、牟田口)も兵士の命を虫けらのように扱い自決に追い込む許されない人間性だ。読んでいて腹が立ってしょうがない。2018/09/14

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