内容説明
サイドストーリーをぎゅっと詰め込んでお届け!
さて、それじゃあ、あと少しだけ。
思い出話でもしようか、三葉。
『魔法』を使える者だけが入れる私立桜ノ宮魔法高等学校に急遽入学することになった野花三葉。クラスに馴染めず、担任教師からは理不尽に嫌われ、憂鬱な毎日を送っていたところ、何者かに階段から突き落とされ命を落としてしまう。しかし、白猫の姿をした天使から特別にあと六ヶ月だけ余命を与えられた三葉は、残りの時間を思う存分生き直すことを誓う――。第一回モーニングスター大賞受賞作のサイドストーリー集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でもん
3
プロローグから涙腺が緩みます2018/04/21
kinta
1
デビュー作の番外編といったところ。遺書(!)をメインに挿話が入っており、カウントダウンをまじまじと感じさせる。デビュー作の番外編なので、どうしても蛇足的な部分も否めないが、痒いところに手が届きたい気持ちがイタイほど理解できるので、やはり優しい気分になる。ただ根底にある哀しい気持ちは変わらないので、涙が止まらなくなるので要注意。2020/05/12
しまふくろう
1
短編集というか外伝? 色々な人物のエピソードが読めて楽しい。2018/08/01
deskyzer
1
死んだ時に後悔が残らないようにするのは難しいかもしれないけど、せめて三葉のように「たくさんたくさん幸せだった!」と言えるような人生にしたいと強く思った。本当にこの作品に出会えて良かった!2018/03/24