内容説明
長編マンガの描き下ろしの依頼を受けた竹本は、“玲瓏館”の一室を借りて作業を開始した。怪しげな使用人たち。アシスタント陣。そして館に集まった錚々たるミステリ作家・評論家・編集者たちの面前で、突然『モルグ街の殺人』見立ての殺人事件発生!一同は早速推理合戦を開始するが、真相に辿り着けないまま、第二の見立て殺人が起こってしまう。彼らは果たして犯人をつきとめ新たな凶行を阻止できるのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
コロチャイ
5
兎に角、前置きが長く感じた。やはり匣の中の失楽のような、神秘性のあるものがいいが、ウロボロスを二作読んでいるので、やっぱり下巻へ進まなければ❗️2021/11/21
悪者みきこ
4
初読と思って読んでいたら既読だったことに気づいたΣ(゚ロ゚;)上代特殊仮名遣のところでやっと気づくww2021/08/26
えっ子
4
今度は、メフィストに掲載された小説ではなさそう! 黒死館とかモルグ街とかミステリ読みには垂涎の舞台装置……2019/02/24
のっち
3
☆☆☆★ 「黒死館殺人事件」をモチーフにした、ウロボロスシリーズの中でも全うな本格ミステリか。こちらの方が好みだったので、前作の「基礎論」は飛ばしている。厚めだが読みやすいので流れるように下巻へ。2021/05/08
泉館
3
小ネタが面白すぎます。作家先生ごと好きなので嬉しい〜!!篠田先生は本当に「あ、竹本健治だ。触っちゃお。えい!」をやったんですか!?最高すぎる…。京極先生の髪かきあげはサービスシーンすぎます。とにかく、推しが推しを書いてる〜!!!という点でよく分からん次元の"キャラ萌え"ができます。2020/07/23
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