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内容説明
なぜ、「香り」で夢を叶えられるのか。理由は「脳」です。「香り」を感じる「嗅覚」は、五感の中で唯一、脳の大脳辺縁系に直結しています。大脳辺縁系の役割は記憶や感情で、相手の脳に直接「香り」の持つ力を届けることができるうえ、長期間にわたってその「香り」のイメージを植え付けることができるのです。つまり、自分も含めた人に対していいイメージを印象付けたければ、「香り」が一番効果的なのです。第一印象は「見た目」より「香り」で決まります。そういった「香り」の利点を意識して実際に多くの企業がビジネスシーンで戦略的に「香り」を取り入れています。日本人は「加齢臭」や「ワキガ」といった体臭には敏感に反応しますが、どちらかと言うと無臭を好み、積極的に香りを使って自分の匂いを味方につける意識がありません。そこで本書では、「香り」のエピソードをふんだんに紹介しながら、夢を叶えるための「戦略的な香り」の身にまとい方まで紹介していきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
速読おやじ
23
人は見た目が9割的な本があったが、視覚が短期記憶なのに対し臭覚は長期記憶らしく、匂いで記憶が呼び起こされる事もあるのだとか。この年になると体臭が気になるが、食べ物や運動の有無、疲労などがその原因だったりもするらしい。香水で臭いを消すというのではなく、清潔な身体に香水をつけるべきという。香水も一種類ではなく、仕事用、プライベート用、就寝用と使い分けるのが良いという。オーデコロン、オードトワレ、オードバルファン、バルファンと持続時間などで種類があるのも知らなかった。香水の正しいつけ方も初めて知った。2021/08/30
zoe
19
匂いは化学物質。食べ物、消化、代謝、腸内細菌、体表の細菌、汗のかき方等で体臭は変化する。呼気や汗に代表される経路で体外に出て、その後、化学変換されたりもする。臭いの感じ方も、人それぞれ。遺伝子に依存する部分もある。香りの使い方の基本は、ビジネスとプライベートと自分だけの空間を3つに分けるところから。香りでシーンをアンカリング。うーん、著者の言いたいことの必要十分条件を読んだ気はします。ですが、タイトルと著者紹介の「真の」というフレーズで損していて、残念な感じ。2018/09/23
ハル
9
香りを戦略的に使う。企業のそれには感心もするが個人が調香師に香りの処方を依頼するのはハードルが高い。仕事の成果や自己暗示が目的となるとどれくらい作用するのかも疑問。香水や化粧品、ヘア・ボディケア用品、消臭剤、洗剤・柔軟剤。日常は香料まみれ。におっている人は数多、品良く香る人を私は知らない。まずは取捨選択の必要がありそうだ。「香水はあくまでも清潔に香らねばならない」。不快感を与えないことに重心を据え、爽やかさを纏う人でありたい。2019/06/16
とももも
6
匂いフェチなので なぜ、匂いに惹きつけられるのかを知りたく読んでみた。自分に似合う匂いを見つけたいと感じた。2023/04/16
りんご
4
匂いは好きです アロマなんかもやってる ビジネスマン対象と言うより、匂いの入門書みたい 香道というものもあるように 匂いは文化ですね2018/06/07