トーチコミックス サザンと彗星の少女 (下)

著者名：赤瀬由里子【著】

リイド社（2018/05発売）

• ISBN：9784845851881

内容説明

その男は言った…「私は人間だよ」

人工知能の「完成」は滅びの予兆か希望の光か。
愛と冒険のSF巨編!!

宇宙の最奥部へ到達したサザンたちを待っていたのは、脱出不可能な巨大船と絶え間なく襲いくる無数のロボット兵だった。それらを統率し圧倒的な力を誇る「アグルダ」の陰謀と秘密は、人類が築いてきた文明の矛盾をサザンに激しく突きつけるもので―

オールカラー&フルアナログ作画！
80sの世界観で描く話題作、感動のクライマックス!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こら]

上巻では、どうなるのか先読み出来なかったのに下巻になってがっかり…いや、予定調和のハッピーエンド嫌いじゃないけど…SFならではのもう一捻りが欲しかったなぁ

2019/01/14

[ささやか@ケチャップマン]

予定調和といえば予定調和なのだが、物語に破綻を作らず予定を調和させることができるのは作者の力量に他ならない。私が持っているやつが2刷だったので、きちんと評価されているようでよかった。次の作品も気になる。

2019/02/03

[かながわ]

しょうしょう既視感があるとかはもうどうでも良いのです。少なくとも私の気持ちは晴れ上がりました。ジュヴナイルSFみ。

2022/09/18

[みやしん]

小学校の図書室に置いてもおかしくないぐらい毒のない冒険漫画。だがしかし、宇宙を舞台にした事とヒロイン＝飛行石にした以外ストーリーは98㌫ラピュタ。ひっくるめて言うと、うる星やつらの世界観で作ったラピュタ。

2019/08/20

[プロムナード]

ああ……最高でした。クライマックスは全宇宙に中継だとか、ラスボスは××だとか、最後に××だ×××が×××るとか、どれもこれも子供の頃から無数に読んできた展開なのに！　上下巻通じて、手に汗・目に涙の傑作でした。サザンとキッドは最高の奴らだし、ミーナもいい表情するもんなぁ。

2019/01/27