[異界見聞録8]死後の世界 ――古代ノーシスの高次元伝承

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[異界見聞録8]死後の世界 ――古代ノーシスの高次元伝承

  • 著者名:西田みどり【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 知玄舎(2018/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784907875718

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内容説明

本書は「ノーシス」と呼ばれる教えのエッセンスをわかりやすくまとめたもの。死とは何か、死後の世界の構造は、地獄とは何か、転生、前生の関係、死の瞬間の脳の活動、魂、光体、次元上昇、高次元などの世界を示したノーシスの知恵を科学的な思考法で迫っている。「ノーシス」とはギリシャ語で「知識・認識」の意味。古代の地中海世界を中心に普及した宗教・思想。日本語では「グノーシス」、哲学史ではグノーシス主義として知られている。世界のさまざまな文明の根底に共通して流れている普遍的な知識(=叡智)でもある。このノーシスを現代に啓発した人物は治療者であり教育者でもあったメキシコのサマエル・アウン・ベオール(一九一七~一九七七)。日本にもたらし講座を開いて伝承したのはメキシコの文化人類学者ミゲル・ネリ。本書は、この講座内容を著者が斟酌し、最新の科学的見地を参照しつつ客観的にまとめた書。

目次

まえがき
序章 死の臨界と高次元異界に迫った科学者たちの体験
◎ミシガン大学での実験――死から生への移行時に観測される脳波はガンマ波
◎ガンマ波はチベット僧が深い慈悲に満たされているときに出る脳波
◎脳神経外科医・医学博士のエベン・アレクザンダーの見解
◎東大病院・救急部の医師・矢作直樹医学博士の見解
◎東大経済学部教授・経済学博士・宇沢弘文の体験
◎シカゴ大学教授・医学博士のエリザベス・キューブラー・ロスの体験
◎東日本大震災・東北学院大学の金菱清教授のゼミ学生のフィールドワークと、ルポライターの調査
◇震災後四カ月 三九歳の男性の体験
◇震災後三カ月 五六歳の男性(タクシードライバー)の体験
◇四九歳の男性(タクシードライバー)の体験
◇五六歳の男性(タクシードライバー)の体験
◇震災から数カ月 六七歳男性の体験
◇内装業者の話
◇女子大生の話
◇ある婦人の話
◇三歳の男児を失った遠藤由理さん(四二歳=取材当時)の話
◇永沼恵子さん(四五歳=取材当時)の体験
◎死者はそばにいる、次元が異なるだけ
◎前世記憶をもつ子どもの研究
一章 死んだらどうなる?――魂・光体の次元上昇
◎死んですべてが終わるという考え方は合理的ではない
◎体が死ぬと魂は高次元へと上昇していく
◎5次元は理論物理学では論証されている
◎ノーシスでは死の瞬間をどう考えるか
◎死の判定は眼球を押して
◎発光体からの質問
◎死後にたどる三つの道
◎2の道は次の転生への準備期間
◎3の道はエゴを洗浄するためのもの
◎地獄で助けを求める方法
二章 地獄の階梯はエゴとの飽くなき戦い
◎「地獄」という概念は世界各地に存在する
◎心理的地獄
◎強制的な洗浄の地獄
◎古代遺跡に描かれた地獄に共通するもの
◇エジプト遺跡に描かれた地獄
◇アステカ遺跡に描かれた地獄
◇カトリックの遺跡に描かれた地獄
◇チベットの遺跡に描かれた地獄
◇日本の遺跡に描かれた地獄
◎地獄は九段階に分かれている
◇地獄の一段目は進化のための努力をしなかった人
◇地獄の二段目は肉欲に溺れた人
◇三段目には大食漢と贅沢三昧
◇四段目には浪費家と吝嗇
◇五段目には怒ってばかりいた人
◇六段目には狂信者
◇七段目は自然に反する罪を犯した人が行く
◇八段目には人を騙した宗教者や霊能者
◇九段目は裏切り者
◎閻魔大王にも慈悲がある
◎病気や困難にも冷静に対処
三章 前世と転生のからくりから学ぶ生き方の知恵
◎今生は長い転生の中の氷山の一角
◎里子に出された長男
◎甘やかして育てた次男の本性
◎足の指でピアノを弾く長男の演奏のすばらしさ
◎次男にあらわれた母親の前世の罪
◎ポピュラー歌手になった少年の前世
◎火を恐れた理由
◎三二万四〇〇〇回の転生のチャンス
◎転生の目的は進化すること
四章 運命を拓き魂を進化させるノーシスの秘伝
◎どうすれば進化できるのか
◇ポイント1魂を活性化する
◇ポイント2サイキス(心の状態)を洗練する
◇ポイント3肉体を進化の方向に誘導する
◇ポイント4運命を変える
◇ポイント5エゴの撲滅
◎パーソナリティーのエネルギーは死後幽霊となる
◎エゴは最大の敵
◎進化で重要な三要素
あとがき
◎「後の世も此の世も神にまかするや、おろかなる身の頼りなるらむ」(『新拾遺集』)
◎公顕僧正の祈り(『沙石集』)
◎仏教が外国の宗教であることを知らない
【史料編】役人による文政六年(一八二三)の記録――多門伝八郎の報告書写し
◎文政六年四月十九日御書院番頭、佐藤美濃守殿への届書の写し
◎中根宇右衛門殿知行所(編集)
◎多門伝八郎殿知行所(編集)
【参考資料一】 平田篤胤著『再生記聞』写本
【参考資料二】宮崎成身編纂『視聽草』写本

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