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内容説明
生まれて四日にして仙台藩士の家に里子に出され、十四歳にして海外を放浪。帰国後、大蔵省に出仕するも失職と復職を繰り返し、やがて宮仕えに飽きたらず、銅山経営のため南米ペルーに渡るが……。日本財政の守護神と称えられた明治人の、破天荒な生き様と足跡が語られる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フンフン
7
高橋是清って波乱万丈の人生だったんだ。大河ドラマにしてほしい。2024/03/27
かっさん
3
高橋是清自伝(上) #読了 高橋是清の30台半ばまでのお話し。自伝とはいいながらわりと事実を淡々と叙述している形。他の人の書いた高橋是清の本と内容的に大きくは違わない。内容はしっかりしているし、質も高いので高橋是清について知るにはいい本だけど、自伝感がないのがちょっと残念。 https://t.co/0kNyJVbWRP2021/07/23
mcpekmaeda
3
高橋是清は政治家だから脚色もあるのだろうが、次から次へと展開するエピソードに圧倒された。目まぐるしく動く時代の息吹を感じることができ、下巻が楽しみです。2020/03/10
ふみりな
2
前半戦読破。それにしてもいくら幕末~維新への激動期でも、これ程自由奔放に生きていた人がいるだろうかと思う。本人に取っては留学生のつもりが奴隷まがいの扱いになったり散々な時期もあったが、それにしても自由人だと思う。家族の話がほとんどでないが大変な苦労もしたと思う。これが軍部に楯突き信念を貫いた高橋是清とは、全く意外な感じがする。2023/07/18
Sosseki
2
簡潔にさらりと書いてあって、性分なのか、努力も怒りも失望も余り感じられない書き方だ。これからが本題。下巻へ。2021/04/21