内容説明
恋愛関係での虐待行動について知りたいと思っている10代の読者のために書かれた本。被害者の体験談や、さまざまな点からデートDVについて説明している。
目次
体験を語り始めた人たち
デートDVはたくさんおきている
デートDVって何だろう
自分がデートDVされているかどうか、どうしたらわかるの?
デートDVのパターン:愛、暴力、恐れ
男の子がガールフレンドにデートDVをする理由
ロマンチックな愛、お互いを育む愛、依存的な愛
デートDVが残す傷
デートDVの傷を癒す
別れる?別れない?
あなたがデートDVをされている場合はどうしたらいい?
あなたがデートDVをしている場合はどうしたらいい?
友人がデートDVされている場合はどうしたらいい?
あなたにもお互いに尊重し合う交際ができる
保護者へのアドバイス
セイフティプランを立てる
著者等紹介
レビィ,バリー[レビィ,バリー][Levy,Barrie]
社会福祉修士号を持ち、UCLA(カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校)の2つの学部(社会福祉部と女性学部)に所属している。Westside Domestic Violence Networkのコンサルタントとして、またカウンセラーとしても活動している。DVとデートDV及び性暴力問題の指導者として全米に知られている。テレビ出演も多い。“Skills for Violence‐Free Relationships”(高校生向けのカリキュラム)や“Dating Violence:Young Women in Danger”や“What Parents Need to Know about Dating Violence”など、多くの本や記事を執筆している。この分野での経験は30年におよび、その間4つのDVに関する団体を設立して運営した経験を持つ
山口のり子[ヤマグチノリコ]
アウェア代表。海外生活が長く、シンガポールでは女性支援の仕事を通じてDVやセクシャル・ハラスメント被害者支援、及び裁判支援に関わる。米国ロサンゼルスでは、DV加害者プログラムのファシリテーター向けトレーニングを受ける。帰国後2002年に「アウェア」を開設し、DV加害者プログラムを始める。2003年にデートDV防止教育を始める
小野りか[オノリカ]
1994年渡英。ロンドン大学キングスカレッジで哲学学士号、同大学東洋アフリカ学院で日本研究修士号を取得する。アウェアに出会ってからDVに関する書物の翻訳活動を開始する。現在英国に在住し、翻訳・通訳活動を通して、DVに関する情報を日本へ橋渡しする役を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。