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内容説明
のどかな田園風景が広がる猪狩町では、黒イチジクを地域の特産として、限界集落から一転、活況を呈し始めた。そんな中、イチジク農園を営む泉圭太のもとに鈴木睦雄と名乗る怪しい言動の男が現れる。彼は14年前に女子大生ストーカー殺人を犯した元受刑者だった。平穏な地域社会に投げ込まれた異物が生んだ小さな波紋(ノイズ)が、徐々に広がっていく――…!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フク
30
想像を遥かに越える面白さ!早く2巻が読みたい!が、まだ発売されてなかった…?2018/09/16
雨
29
実写映画行きたいけど行けそうにないので。小説版は積読してますが原作を見つけたので読みました。明日続き買ってきます。2022/02/03
トラシショウ。
22
「俺達が猪を狩るのと同じだ。誰かが仕留めなくちゃならなかった。──それだけの話だ」。黒イチジクを特産品として打ち出し、限界集落一歩手前から抜け出そうとする愛知県の小さな村・猪狩町。その黒イチジク農園を経営する泉の敷地に「鈴木睦雄」を名乗る不審な男が現れる。態度や言動の端々に悪意が見え隠れする男が、仮釈放中の長期受刑者と判明した時、泉と友人の田辺、新任巡査の守屋は後戻り出来ない危険な道へと踏み出す事になる。「予告犯」「有害都市」等、濃密な社会派の作者の新作は、善悪の境界に迫るサスペンス(以下コメ欄に余談)。2018/05/19
fumikaze
8
突然村に現れた怪しい男(元殺人犯)とのやり取りが続くのかと思いきやいきなり男が死んでしまうとは、あらあら、この後どうなるのか?。1度殺人を犯した者は刑期を終えて社会に出て来ても人間性は変わらないから信用は出来ないということか。そうなのかなぁ。(それにしても、ストーカーをして相手の女性を殺しても10年で社会復帰出来るのか…?)2018/05/20
fumikaze
7
再読。1度罪を犯した人間は2度と立ち直ることが出来ないのかどうか? (刑務所での生活がどういう物なのか知らないが、単に罰則を与えるだけ、或は閉じ込めておくだけなら、人は何も変わらないだろう。更正させるための指導やカウンセリング等をお金と時間をかけて行うなら別だけど。)2018/08/25