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内容説明
映画を観れば「世界の今」が分かる! アメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国の「最前線の映画」を当代一の評論家が鋭く解剖。なにげないシーンやしぐさに秘められた監督の意図、ちょっとした台詞の中に隠された過去の名作・傑作の引用などを次々に読み解いていく――。「町山映画塾」、ますます絶好調!
目次
はじめに
第1章 Kが追い求めた「噴水」――『ブレードランナー2049』
第2章 アンドロイドはオジマンディアスの夢を見る――『エイリアン:コヴェナント』
第3章 「それ」から逃れるたったひとつのやり方――『イット・フォローズ』
第4章 「8マイル」の現実――『ドント・ブリーズ』
第5章 神は果てしなく試す――『哭声
コクソン』
第6章 三百六十年後の「ゆるし」――『沈黙―サイレンス―』
第7章 イランのウィリー・ローマン――『セールスマン』
第8章 バンパーはぶつけるためにある――『エル ELLE』
第9章 アン・ハサウェイは何と戦ったのか?――『シンクロナイズドモンスター』
第10章 アウシュビッツで埋められたもの――『サウルの息子』
第11章 トビマメたちの沈黙――『ルック・オブ・サイレンス』
第12章 狂気が開ける扉――『ラ・ラ・ランド』
第13章 なぜ彼は「ベイビー」と名乗るのか――『ベイビー・ドライバー』
第14章 偽りのタイムリミット――『ダンケルク』
第15章 ドローンという「レッサー・イーヴル」――『アイ・イン・ザ・スカイ』
第16章 戦う『ローマの休日』――『ワンダーウーマン』
第17章 宇宙からのライプニッツ――『メッセージ』
第18章 変えられない過去、贖えない罪――『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
第19章 「男らしさ」からの解放――『ムーンライト』
第20章 世界の終わりの西部劇――『LOGAN
ローガン』
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キムトモ
Kazuko Ohta
旅するランナー
akihiko810/アカウント移行中
Isamash