集英社インターナショナル<br> 映画には「動機」がある 「最前線の映画」を読む Vol.2(インターナショナル新書)

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集英社インターナショナル
映画には「動機」がある 「最前線の映画」を読む Vol.2(インターナショナル新書)

  • 著者名:町山智浩【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 集英社(2020/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797680553

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内容説明

「映画は、何も知らずに観ても面白い。でも、知ってから観ると100倍面白い。観てから知っても100倍面白い!」(町山智浩)お待たせしました! 大好評『「最前線の映画」を読む』第2弾がいよいよリリースです。 今回も、町山智浩氏ならではの「深掘り映画レビュー」が炸裂! 【本書で採り上げられている映画たち】『シェイプ・オブ・ウォーター』──「アザーズ」たちへの捧げ物/『スリー・ビルボード』──善人はなかなかいない/『パターソン』──芸術とは誰のためのものなのか?/『ファントム・スレッド』──「僕の映画はどれも自分自身の個人的な話だよ」/『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』──「これはメタファーなんだ」/『君の名前で僕を呼んで』──なぜ監督は、蠅が飛び回るシーンを撮ったのか/『ラブレス』──ズビャギンツェフの愛なきロシア/『アンダー・ザ・シルバーレイク』──ハリウッドへの扉を開く「鍵」とは/『ROMA/ローマ』──大いなる「贖罪」の物語/『マザー!』──アロノフスキーが映画を撮り続ける「動機」/『魂のゆくえ』──「絶望はうぬぼれだ」/『ツイン・ピークス シーズン3 The Return』──遅さ、夢、ノイズ、夜道、電気、機械、絶叫

目次

まえがき
第1章 なぜストリックランドは手を洗わない?――『シェイプ・オブ・ウォーター』
第2章 なぜ暴力警官は「チキチータ」を聴くのか?――『スリー・ビルボード』
第3章 なぜ観ているとこんなに眠くなるのか?――『ツイン・ピークス シーズン3 The Return』
第4章 なぜ牧師は教会を爆破するのか?――『魂のゆくえ』
第5章 なぜバス運転手は詩を書くのか?――『パターソン』
第6章 なぜデザイナーはハングリーなのか?――『ファントム・スレッド』
第7章 なぜスパゲティを汚らしく食べるのか?――『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』
第8章 なぜ少年の顔に蠅がたかるのか?――『君の名前で僕を呼んで』
第9章 なぜ母は最後にベランダに出たのか?――『ラブレス』
第10章 結局、犬殺しの正体は誰だったのか?――『アンダー・ザ・シルバーレイク』
第11章 最初と最後の女性は誰だったのか?――『マザー!』
第12章 なぜ父は巨大な車を押し込むのか?――『ROMA
ローマ』

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

32
映画を読解することは、監督の人生、心の渦巻模様を読解することだということを教えてくれる。映画を作ることが癒しや次の展開へ進むセラピーとなればいいが、そうじゃない場合は、、、、、2020/06/14

遊星

21
タイトルにある「動機(わけ)」とは、監督がその作品を作るに至った動機のこと。この監督はなぜこんな映画を作ったのかというある種の素朴な疑問を、町山さんが監督本人への直接のインタビューや書籍等の調査で探り出した記録である。その動機は同性愛だったり、両親の離婚だったり、育ててくれたメイドさんへの謝罪だったりと様々でひとつひとつがとても興味深い。そんな中、町山さんが配信で語っていた「なぜあなたの作品ではいつも主人公の妻は死んでいるのですか」という質問をはぐらかしたというノーランの「動機」はいつか探り出して欲しい。2020/06/14

秋 眉雄

19
全ての道が映画に通じている。或いは逆か。映画から延びているいくつもの道を手繰るかのよう。そんないつも通りの町山さんです。安定の興味深さ。購入していの一番に開いたのは『マザー!』。あの映画鑑賞中に腹の中が何かで重苦しく埋めつくされていくような感覚、あの「もう観てらんない!」って感覚が何であったのかが知りたくて。『つまりジェニファー・ローレンスに対する群衆の虐待は、地球に対する環境破壊を意味していたのだ。』そうだったのか!ありがとう町山さん!2020/06/18

活字スキー

19
2017~18年に話題となった作品を取り上げた映画評12本。今回は特に「なぜこのような映画を撮ったのか?」という動機(ワケ)に焦点を当てる。予備知識無しの素人が一見しただけでは何のこっちゃかよく分からない作品や、監督の真意に気付くことなく表面的なイメージで流してしまうような作品の深みへと誘う町山節は健在。その飽くなきオタクっぷりと熱意には改めて頭が下がる。2020/06/28

kei-zu

11
映画は、ストーリーではなくて「動機(ワケ)」によって作られる。そんなことまで思う、おなじみの執筆者による映画解説。 虐待をテーマにした映画の解説では、なぜ自分が悩んだ苦しみを他人に与え、それを映画にせざるを得ないのか、読んでいて苦しく思う。 だが、それが「映画」だ。2021/02/05

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