角川文庫 黒猫王子の喫茶店 猫も歩けば誘拐される

著者名：高橋由太【著者】

KADOKAWA（2018/04発売）

• ISBN：9784041067802

内容説明

小江戸川越で知る人ぞ知る喫茶店『珈琲くろき』。なんでも、副店長の胡桃が猫絡みの悩み事をすべて解決するという。誰が呼んだか、川越のドリトル。そんな恥ずかしい異名までつく始末。今回は身代金目当ての猫の誘拐という、今までにないシリアスな事件に巻き込まれ!?　見た目美青年、口を開けば毒舌の相棒ポウたちとともに、事件解決に奔走する。川越の町を駆け回る騒動は二転三転、思いもよらぬ方向へ進んでいき──？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ネムコ]

なんかもう、猫がどの子も優しくて、うるっときちゃいます。特にポウ、さすが黒猫、ツンデレは標準装備だね！

2018/05/04

[メルル]

シリーズ第三弾。猫誘拐事件勃発。またもやドリトル胡桃の周囲では猫がらみの不穏な事件。事件の解決に邁進すると思いきや、あっちへこっちへ。様々な厄介ごとを抱えてしまう損な性格、それがドリトル胡桃。猫たちの突っ込みも相変わらず容赦ない。猫たちの個性の強さが楽しくて仕方がない。みんな良い子の猫たち。胡桃が羨ましい。このシリーズは気楽に読めて、とても好き。

2018/05/30

[あゆみ]

★★★★★　イケメン(だが猫)たちと胡桃のやり取りがおもしろいこのシリーズ、大好き！誘拐のオチや不良たちがあっさり更生したこと、いろいろ腑に落ちないこともあるがこのシリーズは細かいことは気にせず楽しく読みたいと思う。

2018/05/22

[しましまこ]

真っ白ふわふわのアメリカンカール！ぴったりの職業じゃないか。

2018/05/05

[まみ〜]

シリーズ第3作?店の赤字を何とかしようとアルバイトを探す胡桃?そして来店した地元川越の大手家具会社創業者夫人・北林弥栄から、「時々でいいので自分の飼い猫・カート?を預かってほしい」と頼まれる?高額の報酬につられた胡桃（笑）は、カートが希少品種の猫であることにも気づかず、安請け合いをする?後日、弥栄から「カート?が誘拐された?」と言われ…? うん、今作も面白かった?このシリーズ、ちょいちょい泣かされる?許せない人間もいましたし、理解に苦しむところもありましたが、猫たちが無事で良かった?

2018/07/11