角川文庫<br> 黒猫王子の喫茶店 渡る世間は猫ばかり

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角川文庫
黒猫王子の喫茶店 渡る世間は猫ばかり

  • 著者名:高橋由太【著者】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • 特価 ¥308(本体¥280)
  • KADOKAWA(2017/10発売)
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  • ISBN:9784041061459

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内容説明

小江戸川越の外れに、美しい西欧風の喫茶店がある。店長の青年は類まれな美貌ながら、発する言葉は辛辣。なによりも問題なのは、彼の正体が猫であることだった。このおかしな店に勤めることになった胡桃。生真面目でお人好しという損な性格丸出しの彼女は、どうも猫に好かれるらしい。町の猫に頼られることもしばしば。いつの間にか喫茶店は美青年もとい美猫の集う場所と化している。ほらまた新しい客(猫)がやってきて?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネムコ

56
楽しかった! バカバカしいんだけど、最後はやっぱり人情で、時々ホロリとさせられる。今回は胡桃のご両親にリストラ&喫茶店で働いているのがバレて、ご両親の住む田舎に行くか、喫茶店を続けるかの瀬戸際に。ポウたちは猫だから、「十年二十年先の将来を考えろ」と言われて惑う胡桃の気持ちも良くわかる。2017/10/31

ありす

40
2作目にして既に猫語が気にならなくなって普通に読んでた。イケメンの猫達、想像すると楽しいです。嫌味な不動産屋の意外な一面が見れたり、胡桃が両親のもとに戻されそうになったり色々あったが、洋食屋の話が一番良かった。ちょっとだけウルッときました。今回は様々な親子の形が見れました。どの親子も互いの幸せを願っていて心が暖かくなりました。【シリーズ2作目】2020/06/10

那由多

30
あれ?表紙絵にユーリいないぞ。今回は高齢化社会における家族愛がテーマみたいですね。胡桃も騒動に巻き込まれながらも、歌って踊ってコーヒー入れて大活躍ですね。猫たちは、服に潜り込んでから変身って出来ないんですかね?ヘンタイ場面が多過ぎて飽きそう。今回も笑って、しんみりして楽しみました。2018/12/03

ぶんこ

29
1巻から続けて読み始めましたが、やっぱり心惹かれないのでパスします。2021/02/04

あゆみ

26
★★★★★ 続編が出て嬉しい!冒頭にて「日没ごろから人間に変身することができるが、他の人間の肌に触れると猫に戻る。イケメンが多い。」と記される『クルミぺディア』の注釈にニヤリ。イケメン(だが猫)たちと胡桃のやり取りは相変わらずおもしろく笑わせてくれる。全裸で丸出し状態で不良にせまるシーンは想像すると凄まじい。重婚と獣婚を掛けているのもツボ!2017/11/01

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