内容説明
世界情勢も日本社会も、そして個人の人生においても、予期せぬ出来事はいつでも起きる。不況や戦争、天災に病気、人はその繰り返しの中で生きながら、それでも「まあ、大丈夫だろう」と思いこむ。しかし今、時代の風は大きく変わりつつあるようだ。ひたひたと迫りくる歴史的な大変化、常識もルールも通用しない「マサカの時代」とどう向き合うか、これからを生き抜くヒントが満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
華形 満
7
正直言って期待ほどでは無かったが、今となっては数少ない大文豪の提言として受け止めるべき。特に戦時中の追憶も、やたらくどい印象だし、私自身が実父から幼少時に散々聞かされたので特筆すべきものも無し。時間的に余裕のある方の休憩に如何ですか?といった内容。2018/08/02
とく たま
5
コロナ直前の出版になるのかな?まさしくマサカの時代を過ごしている昨今ですね (・・;)2021/02/25
カツドン支持者
4
戦中戦後の動乱期を生きてきた五木さんから見ても、ここ10年間の世界は「マサカ」の連続であり、過去例がないほどの混乱期に突入しているのではないかと感じるという。ではどう生きれば良いか、あらゆる予測は外れるのだ。自分でできる事は自分でやる、後は他力に任せ、デラシネのごとく流されていくのみという五木さん。弱弱しい生き方に聞こえるがある種の諦観の中からこそ、生きる希望や進むべき道が見出されていく。五木寛之の生き方とはそういうものなのだ。2018/08/02
田中峰和
4
21世紀初頭、マサカの出来事があった。9.11は米国衰退のきっかけだったのか。ブッシュのバカ息子で瀕死となり、トランプの登場を待っていた。悪人が大統領になるのも、英国EU離脱もマサカのようで伏線は張りめぐらされていた。五木氏の世代からすれば、真珠湾攻撃の戦果は当然で、その4年後にマサカ負けると思わなかったのだろう。敗戦時、平壌にいた一家では妻を亡くし腑抜けになった父と3人の弟妹を養うのは五木の役割だった。占領したソ連から食糧調達するため、覚えたロシア語。その数年後に大学で露文科に入るのもマサカの出来事。2018/07/17
takao
2
ふむ2024/03/08
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