内容説明
「恋愛なんて、ただの確率のゲーム。正しい方法論があるんだ」。恋人に捨てられ、気になる女性には見向きもされない二十七歳の弁理士、渡辺正樹は、クライアントの永沢にそう告げられる。出会いのトライアスロン、会話のルーティン、セックスへのACSモデル。テクニックを学び非モテから脱した渡辺だが――。恋に不器用な男女を救う戦略的恋愛小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょこまーぶる
59
面白く読み終えた一冊でした。でも、途中で読むのを止める人もいるだろうとと思いながら読み進めました。もてなぃ男が知人からの恋愛工学のレクチャーでナンパしまくりセックスに満足するという過程を辿り一人の女性を・・・という話ですが、もてない男は一度は必ず「モテたいよぉ」って心の中で叫ぶ時があるはずなんですよね(偏見かな?)。僕もありました。なので、恥ずかしながら高校生ぐらいの時にこの本に出合っていたら、今どういう人生を歩んでいたのか?と思いながらページを捲っていました。最後は「たどり着いたかぁ~」と思いましたね。2024/06/29
じーつー
18
恋愛工学すごいなぁ。 とてもとても勉強になる。 典型的な非モテ男子だった渡辺が、恋愛工学を学んで百戦錬磨となっていく物語。 物語としても面白いし、勉強にもなる。 全6章立で、5章までが学び要素って感じ。 理論を学んで実践する渡辺を見て具体的なイメージに落とし込んで。 でもそれ以上に6章のストーリーが好き。 6章は恋愛工学とか関係なく、ただただ物語として。 これが愛を証明したのか、もしくは愛を見つけたのかはわからないけど。 最後に出てくる女の子の一言がとても印象的で残り続ける。2021/05/07
柊
17
面白いと思ったし、コレを真面目に実践してる人がいたとしたらと考えると尚更笑える本。私が女だからなのかも知れないけど、異性にモテまくることが果たしてそこまで重要なのか疑問に思ってしまう。セックスも楽しいけど、私の世界観じゃそれ以上に楽しいことは腐るほどあるんだよね。2020/01/15
じーつー
16
恋愛工学ってすごい。本当にトレーニングでこんな思い通りになるのかな。教本としても小説としても楽しめる。こんな主人公は滅びれば良いと思いながら読んでいたけど、最後はきれいで結構好きなまとめ方だった。2019/12/21
は?
15
小説の体をしたナンパ指南書 はじめは興味深く読み進めたが,だんだん腹立たしくなってくる 最後のほうは付け足し? / ここに書かれたことを実践しようとは思わない…絶対…たぶん2018/11/11
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