内容説明
男嫌いの令嬢ローズマリーの話し相手(コンパニオン)になったミルカ。ローズマリーは二人の少女と騎士と乙女のゲームに熱中していた。「王妃、湖の乙女、騎士の婚約者。三人のうち、もっともさびしいのは?」令嬢たちに謎かけを挑まれたミルカだが、行方不明の青年が鍵になっているようで…。アーサー王の伝説を廻り少女たちの想いが交錯する!? 大好評エドワード朝ロマンティックミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ななりー
24
シリーズ第2弾。主人公であるミルカが真っすぐな性格で相変わらず清々しいです。お嬢様たちの秘密の遊び。この世代特有の雰囲気がすごく出ていました。アーサー王のお話も気になったので勉強したいです。アーノルドの謎かけ推理も考えながら読めて楽しかった。スワンソンのお話はなんだかほっこりしました。スティーヴンの不器用ながらも頑張ってるところが好き。ミルカとのデート?はワクワクしちゃった。スティーヴンと近づいて欲しいけれど、ミルカの知らぬところでオスカルが何かやっているよう。オスカルがちょっと不気味なんだよなあ。2016/06/05
みや
1
☆☆☆2019/09/23
もりりん
1
この刊から読んだので、ちょっと意味がわかりませんでした。主従でもなく、お友達でもない関係性って不思議。 所長のヤキモチが可愛かったわ。
miho
1
今回の2巻目のほうが面白かったです。ローズマリーやクラリスはちょっと近寄りにくい存在だったかも?ミルカは今回もいい子だったなー。今回、アーサー王物語のことに触れているけど、私はアーサー王の話を知らないので、いつか読んでみたいなぁと思いました。スティーヴンの不器用で真面目なところが好きです。最後、気になる終わり方でビックリです。オシアン、いったいどういうつもりなんだろ?2012/07/29
みぎーた
1
主人公自体の恋愛度は低めだけど、脇役の子たちが乙女で恋に翻弄され、ミルカも巻き込まれる状態。スティーブンが徐々にミルカに惹かれていく様が可愛い。オシアンが静かに邪魔してくるのに微笑んでしまう。次巻でどれくらい進展するのか楽しみ。2010/11/05