集英社コバルト文庫<br> 霧の街のミルカ 忘れられた花と人形の館

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集英社コバルト文庫
霧の街のミルカ 忘れられた花と人形の館

  • ISBN:9784086012195

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内容説明

20世紀初頭、秋のロンドン。17歳の少女ミルカは結婚を控えた令嬢の話し相手(コンパニオン)になるため、郊外の館を訪れた。由緒ありげな大きな館には不似合いの若い執事スティーヴン、よそよそしい使用人たち。その上令嬢キャロラインの婚約者はなぜか彼女の行動を監視しているようで…。ミルカは渋るスティーヴンを巻き込み、持ち前の明るさと機転で館の謎を追う!? 英国ロマンティックミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ななりー

26
20世紀の英国という舞台に惹かれて。貴族社会が好みなのでこういった作品はよく読むのですが、なかなか新しいタイプの切り口で好みでした。貴族の令嬢の話し相手、コンパニオンをしているミルカ。彼女が派遣された家には心を閉ざした令嬢が。何だか秘密がありそう。執事であるスティーヴンや、派遣事務所長オシアンなど魅力的な男性陣も興味を惹かれる。全体的にはミルカの明るさでテンポよく進んでいって読みやすかった。令嬢の謎はちょっと軽めだったけれど、色々考えて読めて楽しかった。なかなかロマンス部分がなかったのでこれからに期待。2016/05/30

getsuki

2
イギリス版・家政婦は見た(笑)2008/10/28

みや

1
☆☆☆2019/09/23

兎に角うさぎ

1
貴族の令嬢の話相手(コンパニオン)をしているミルカ。職業斡旋所の所長のオシアン。そして行く先にいるスティーヴン。あらすじだけ見ているとミステリーのようでしたが(オビにそう書かれている)のですが、ミステリーにしては弱い。明るいミルカのキャラクターには好感が持てます。2012/01/21

chat noir

1
ミルカの明るさが気持ちいい。貴族のご令嬢の話し相手を務める少女の日常に起こったちょっと不思議な出来事、という感じ。ミルカは現場で行動的に立ち回り、所長がミルカに情報を与えつつ暗躍している。完全無欠のヒロイン探偵ではないところに好感が持てる。所長もスティーヴンも良いキャラクターなので、物語としてとても楽しめる。2010/07/30

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