内容説明
高校生の立花薫は、清掃ボランティアで行った家の裏庭の小さな社を、誤って壊してしまう。直後、銀色の目の美青年が現れる。《神様》と自称する彼は、その場にいた薫の幼なじみ・二宮瑛太に憑依した。《神様》は瑛太が寝ている間に現れては、お小遣いを無駄遣い。「祭神がわからないと天界に戻れない」という《神様》のために、瑛太と薫は《神様》の名前を探す旅に出ることになった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hirune
39
【Kindle】勝手にとっついたくせに高校生2人が自分のためにお金も時間も使って苦労してるのに、全然悪びれもせず隙あらば自分勝手しようとする神様(名前不詳)がなんか好きになれない😅薫と瑛太の2人もちょっと暗いなぁ。。って言うか瑛太が一人で色々溜め込んでて不憫だわ★でも神社や神話関係の蘊蓄は興味あるから面白いです♪2020/11/16
吊り太郎
33
神様の名前探し、初読みの作家です!神様系のストーリーに引かれ購入。 清掃ボランティアで行った廃屋の裏庭にある、小さな社を壊してしまった薫、直後に神様が現れ、勝負に負けしまい、傍にいた幼馴染に憑依され、出て行く条件として神様の名前を探さなければならなくなり、薫と瑛太、幼馴染みの二人が神様の名前探しの旅にでるストーリー!1話で解決してない女ので、続きが気になりますね!二人の恋愛模様もどうなるのか?早く続編が読みたい!2018/03/22
IRIE
26
高校生の薫と幼馴染の瑛太はボランティアで行った廃屋の庭の社を壊してしまった。その社にいた神様が瑛太に憑依してしまう。神様は自分の祭神が解らないと瑛太から出られず、このままでは消えてしまうと言う。瑛太と薫は神様の名前を探しに出るが...。神様の神様感もアオハル感もむず痒くて好き(笑)これは2巻も買わねば!!2019/06/04
み
23
う〜ん、何となく読了^^;神様に憑依されたって設定は好みなのに…、ちと残念なり。2018/01/03
ゆり
17
幼馴染の少女と少年が、少年に憑依してしまった「神様」の名前探しのため奔走するおはなし。神様の名前を探しに神社巡りをするという設定が楽しい。なかなか困った神様ですが読んでいると憎めない。薫と瑛太の幼馴染二人の微妙な距離感にときめきました。だんだん瑛太君が色々な意味でかわいそうになってきましたが……。でもこんな過保護なお兄ちゃんがいる家の末っ子育ちの薫ちゃんではこの無自覚さも仕方ないか。できれば伊勢や全国各地への旅も読んでみたい!2017/10/17