内容説明
ダニエルを誘拐し、クーア財閥を我が者にしようとする重役たち。怒りに燃える女王と海賊は愛息奪還作戦を決行! 連邦軍も主席も大女優まで巻き込んだ映画撮影(!)が始まり、演技指導に招かれた赤髪の監督(!!)は居並ぶ軍人たちを前に「撮影内容を説明する」と宣言した。
――作戦内容の間違いだろう?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いぼいのしし
14
ちょっと意外だったけれど、納得の結末だった。エキストラがよかった。人間もだけど、感応頭脳達の個性がおもしろい。次は外伝へ。2019/04/29
サン
11
スカーレットウィザードシリーズ5冊目。人質となった息子を救出するために怪獣夫婦が非常識な手段を取る話し。この巻を読んでようやくこのシリーズがラブストーリーだったことに気づく。何度読んでもジャスミンのビデオレターで泣ける。2018/03/31
せいや
6
★★★★☆ え、嘘でしょ……これで終わりなの? と、読み終わってちょっと茫然とし、でも復活を信じてるよ! 次の巻は続編じゃなくて外伝なの? 確認しなきゃ。というか読まなきゃ。2020/02/13
よっしー
4
再読。5巻は随分間があいたけど…何回読んでも面白い。2018/07/24
R2
4
「撮影内容を説明する」かっこよすぎる。これは映画で見てみたい。それからの闘い終わったあとの後半の落差。悲しすぎる。そして、二人のお互いを想う気持ちが痛いほどわかり、心で涙する。過去の話はズルすぎる。愛する二人、そして相棒ダイアナ。もうこの人じゃないとダメという気持ちが強すぎて羨ましい。なんていい恋愛小説なんだ。ほんとはSFのジャンルのはずなのに(笑)2018/06/18