内容説明
教祖カセロネスに率いられた、宗教団体ファミリア。その襲撃をなんとか退けた俺たちに、ようやく日常が戻ってきた。そして俺たちは、一週間限定の学生生活を送ることになる。だが、カセロネスの魔の手は、その間にも俺たちに迫っており――。こんなにも優しくない世界に残された誇りと希望の物語――第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
3
ファミリアの襲撃を退け、大切な事を学ぶ中、再び元首の魔の手が迫る今巻。―――押し通せその願い、例え誰かを潰すとしても。誰もが正しく、同時に不正解。それぞれの正解同士が激突する中で出来るのは、自らの願いを貫く事のみ。戦いというものの一つの側面が描かれ、救えぬ世界の有様がまざまざと見せつけられる今巻。神に縋る者達、最後まで人間として歩む者達。どちらも悪ではない。そんな中でクラナ達が貫いた願い。その願いは、こんなにも無慈悲で残酷な世界にどんな選択肢を付け加えるのだろうか。 次巻も早く読みたいものである。2018/04/06
-
- 電子書籍
- 恋するほろ酔いうさぎ【フルカラー版】 …
-
- 電子書籍
- 百色ロマンチカ 分冊版 2 マーガレッ…
-
- 電子書籍
- 禁じられたキス【分冊】 8巻 ハーレク…
-
- 電子書籍
- ハコオンナ ―小説版―
-
- DVD
- 不動