[新装版]ピーターの法則 - 「階層社会学」が暴く会社に無能があふれる理由

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[新装版]ピーターの法則 - 「階層社会学」が暴く会社に無能があふれる理由

  • ISBN:9784478103555

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内容説明

ピーターの法則とは、「組織において人はおのおのその無能レベルまで昇進する」、つまり「組織はいつかすべて無能な人々の集団となる」こと。だから、賢いはずの人々がありえないヘマをしでかす。無能レベルの手前で踏みとどまろう。さすれば誰もが有能でいられる――。約半世紀ものあいだ読み継がれてきた「伝説の名著」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sasara

17
教育者で階層社会学学者j.ピーターさんが昇進したら無能になる人が多いことをうっかり解明してしまい、ご本人は1990年に亡くなりましたが、その後優秀者と無能者を交互に昇進させる場合とランダムに昇進させる場合を数学的に検証したことによって2010年イグノーベル賞受賞。どの集団に置いても最終的には無能ばかりになってしまうので、おフランスでは気候市民会議のメンバーをくじ引きで選び始めたようです。 2021/04/28

しみー

9
有能な人は無能になるまで昇進し続けるというピーターの法則がとても分かりやすくて面白くてスラスラ読めます。個人的に戦略的無能のススメが良かった。実際に自分の身をそっちに振り切るかどうかは別として処世術の参考になった。2023/03/12

numno1

9
「階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおのの無能レベルに到達する。やがて、あらゆるポストは職責を果たせない無能な人間によって占められる。仕事はまだ無能レベルに達していない人間によって行なわれている」というピーターの法則とその解決策をユーモアと皮肉たっぷりに解説する本です。面白い。2018/08/17

人生ゴルディアス

5
有能な人は昇進し続け、やがて無能と判断されるところにたどり着いて昇進を止める…のピーターの法則の本。聞いたことはあるけど実際に手に取ったことのない本ランキング上位に位置するのでは。なんで世間に無能がはびこるのかをピーターの法則でほぼ全部説明していくんですが、楽しいのは最初だけで気が滅入ってくる。結局これを回避するにはバンバン首にしてどんどん雇って、を社会全体で繰り返すしかないのかな。けど驚くべきは、この手の見本となりそうな日本の大企業はそれでも利益を出しちゃうという組織の慣性力ですよね。2022/04/18

パンダゴテ

4
前半は読みながらもふざけてるのか本気なのかわからない内容だったが途中から自分のことを指摘されてるような気分になり気を引き締めないとと考えさせられた。 昇進するとどこかで無能になるという内容だがそこで頑張って勉強しても解決にはならないのかと疑問に思うこともあった。 ネガティヴな感じを受ける内容だがこれが現実だと思ったり自分はどうしていくのが良いのか考えるきっかけになる本。2018/10/30

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