内容説明
〈ブラックライト〉―それは四十年前、ひそかに開発されていた、赤外線暗視スコープのコードネームだった。ボブの父親アールは、闇の中、何者かに狙撃されて死亡したのだ。そしていま、二人の調査に協力する老弁護士サムも不審な死を遂げた。ボブとラスを襲う男たちは何を警戒しているのか?四十年前の事件に隠されていた陰謀とは何なのか?最強のスナイパー、ボブが立ち上がり、男たちの死闘が始まった。S・ハンターのノンストップ・アクション巨編!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
goro@the_booby
69
連鎖した悪の一つの解はさらなる解を引き連れて巡り巡ってくるのだな。単純には行かないスティーブン・ハンターは最後まで面白い。やっぱり「ダーティホワイトボーイズ」を先に読めばよかったかなと思うけど、これからスワリ―シリーズを追って行こうと決めたわ。2022/12/30
Hitoshi Mita
52
まさかの結末!まぢか〜〜!しかし、この翻訳者はあまりにもひどい!読みづらいのなんのって(笑)途中で飛ばし読みしてしまった(笑)でも、面白かった事はたしかだ。しかし、あまりにも酷い人種差別の表現。これは読んでてムカついてくる。2015/09/03
只三郎
36
最新式の装備を持つスナイパーVS天才スナイパーとの対決は手に汗を握る展開にのめり込んでしまった。 また、ミステリーの部分も良かった。作中に散りばめられた手懸かりが集まり、真相が明かにされる展開に面白さを感じた。2016/06/22
reo
31
1955年7月23日、ジミー・パイを追い詰めていた警察官のボブの父親アールは、闇夜から放たれた銃弾で命を落とす。そのときジミーが手にしてたコルト38スーパーのとは明らかに違う致命傷を与えた一発の銃弾は誰が撃ったのか…。ときは流れボブ・リー・スワガーとラス・ビューティは副保安官ドゥエイン・ペッグを陰で操っている人物の核心に近づきつつあった。そしてクライマックスはボブとジャック・プリ―スとの闇夜での撃ちあい。これは凄い!!エピローグでのラス親子の和解、アール親子そしてアールの隠された━との別れ。大満足でした。2019/11/29
み
29
面白かったぁ、真相がいくつも絡みあってて、ダーティ…を読んでおいてホント良かった^ ^ボブさん、今作でも何人も殺してしまいましたが、お話しですもんね。このシリーズは、読む順番を守ります!2021/07/23