創元SF文庫<br> スターシップ・イレヴン 上

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創元SF文庫
スターシップ・イレヴン 上

  • ISBN:9784488771010

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内容説明

画期的エネルギー源“ライン”の発見により人類は光速の壁を破り、銀河系全域に進出した。ただし原理も正体も不明のラインを扱えるのは選ばれた“ラインズマン”だけ。イアンは優れたラインズマンだが、ラインと歌で意思疎通できると信じているため周囲にバカにされている。だがそんな彼が皇女ミシェルに強引に連れ出され、近づくものすべてを消滅させる謎のエイリアン船を調査することに。人類が初遭遇した異星種族の物体とラインの関係は? 星間勢力同士の激しい対立も絡み、事態は急展開。『歌う船』×『戦士志願』の傑作スペースオペラ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つねじろう

54
なんと云うかSFの名作の条件たる冒頭からその世界に引き込む力と広がりと云うか可能性に満ちた作品です。その世界がどういうとこかと云う説明は不足気味ではあるが読みながら読み手にその世界を創り上げさせるという技有りのズルさがあります。そのズルさを楽しみながら下巻に突入。2018/02/28

しましまこ

24
『歌う船』×『戦士志願』のスペオペだと?読むっきゃないの帯買いだ!主人公はラインと歌で意志疎通できる唯一無二の存在、そのあまりの特異性に周りからは欠陥品扱いされている。ある日美しくもしたたかな皇女様に強引に連れ出され、エイリアン船の調査に向かうハメになり…ライン、謎だらけのエネルギー原?薬品や触媒で工場で生産される糸状のもの?船ですらないじゃん…全く分からんが、誰からもバカにされてる、気弱な主人公があんなコトやこんなコトも頑張っちゃう!って典型的な巻き込まれ形の展開が面白いんだよ、下巻へGO!2018/03/10

わたなべよしお

21
 読むつもりはなかったのですが、ついつい読み始めてしまい、止まらなくなってしまいました。やっぱり、面白い。まぁ、よくあるパターンなんですが、構想力なんだろうな、きっと。しかし、なぜ、続編が出ないんだろーな。2020/01/21

わたなべよしお

17
こういうの好きなので、十分に楽しんでいます。頼りなくて弱っちい主人公、でもその能力は・・・というよくあるパターンですが。やはり、良くできたスペースオペラはいいですね。2018/02/24

SINKEN

9
【総評】★★★☆☆【感想】上巻だけだと判断が難しく、今の時点では可もなく不可もなくといった感じ。船の動力源としてラインと呼ばれるモジュール?が存在し、その整備を生業とする者はラインズマンと呼ばれる。ラインには1から10までのレベルがあって、主人公は最高位の10までのラインを扱う事ができるが、他と違い独特なやり方を用いるため、その能力に疑いを持たれていた。ある時、皇女に見出されて特別な任務に駆り出されることになるが、本人の知らぬところで大きな勢力争いの中に巻き込まれていく。今風でライトな文章。下巻に期待。2019/02/16

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