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内容説明
舞台は、フランス革命後のヨーロッパ。王妃・アントワネットやオスカル達の死を見届けてきたロザリーが、更なる激動の果てに辿り着いたのは? 本編連載で描かれなかったフェルゼンの死の真相も明らかに。ファン必読、エピソード編の集大成!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
69
エピソード9:スウェーデンへ逃げ延びるロザリーと息子フランソワ。なんだかんだ言ってもロザリーはこの物語の緩衝材であり接着剤、そして行き証人だ。時に貴族になったり平民になったり、あらゆる場面に顔を出し、大きな働きをして来た。ちょっと泣きすぎだとは思うけど。そしてジェローデル…まさかそんな!池田理代子さんは老いたジェローデルを描きたくなかったのかも。オスカル王という希望の光が最後にふさわしい、のかな?昔の作品から一気読みしたので、画風の変わりように戸惑いつつも『ベルばら』祭り楽しかった。2020/06/23
shikashika555
43
革命が成ったと思われたが、ナポレオンが台頭するフランス。 市民の手で政治をと願うための謀と、独裁を後押しする動き。その狭間で保身を図りただ金になる方へ動く人々。 混沌とした世情の中、ロザリーと息子フランソワは パリからスウェーデンに逃れる。 やっとの思いで着いた異国もしかし、政情不安定の只中にあった。 フェルゼンの非業の死と自らの信念に沿って生きる人々との交流を描く。 フランソワの成長がいじらしくも逞しく、希望の持てる終わり方だった。 そしてまさかのジェローデル! そう来るか!そう来たか!2023/06/05
Kana
40
ロザリーはオスカルとアントワネットとフェルゼン、ベルナールや様々な人々の死にかかわって辛かったと思う。息子のフランソワは若いのに強くてお母さんを支えられるなんて本当に凄い。ジェローデルはそれでいいの?と思ってしまった。 2018/03/26
ぐうぐう
36
『ベルサイユのばら』と地続きだった『エロイカ』で描かれたアランとベルナールによるナポレオン暗殺未遂事件が、『ベルサイユのばら』の続刊の中で正式に描かれ直す。三人の主人公のうち、唯一描かれなかったフェルゼンの死も、ここでは落とし前としてきちんと描かれている。最後には、オスカルの名の由来となったスウェーデンのオスカル一世が登場し、『ベルばら』が現代史へと直結する物語であることを高らかに宣言する。エピソード編がただの続編ではなく、壮大な円環を閉じるための物語であったことの感動。素晴らしい!2018/04/01
タマキマタ
33
絵柄云々を言うのは、もう野暮な事かもしれないな。と思いつつ、やはり当時の美麗な絵柄に脳内変換をほどこしながら読了。でも今この時にこの続編を読めるということは嬉しい…なんだかんだでやはり嬉しい。涙してしまったし。様々な物語が作者の中でまだくすぶっていて、それが昇華したというのはやっぱりすごいことだと思う。ジェローデルのアレは個人的には正直どうしていいがまだ消化はできないが(笑)。でもまだまだいろんなエピソードを読みたい!2018/03/29
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