角川ソフィア文庫<br> 仏教語源散策

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紙書籍版価格 ¥1,012
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角川ソフィア文庫
仏教語源散策

  • 著者名:中村元【編著】
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • KADOKAWA(2018/01発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044003005

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内容説明

上品・下品、卍字、供養、卒都婆、舎利、荼毘などの仏教語から、
我慢、人間、馬鹿、利益、出世など、仏の教えと縁をもつ意外な日常語まで――。
語源という視点からわたしたちの生活や思考、感情の深層に分け入るとき、
日本文化を裏打ちする仏教的世界観が浮かび上がる。
名著『佛教語大辞典』を編纂した第一線の仏教学者らが集い、
インド・中国・日本の多様な仏典を参照しつつも「肩のこらぬよう」執筆された仏教への道案内。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イプシロン

28
語源を知りその言葉がどうように変遷してきたかを知ることは、伝搬されてきた各地域の人々の思想風土や伝統慣習を知ることであり、また伝搬されても意味が変わらない語句からは普遍性が汲みとれると思い手にした本。日本での仏教用語の捉えられかたはそのまま日本人観に繋がるんだなと首肯しながらの読書でもあった。驚悦を呼んだ語句を以下にいくつか。「捨」の本来の意味は極端を避けて平静であろうとすること。「中道」の意味に近い。六根清浄にある「根(力)」は、外界から養分を内部に取り込み成長するという、相互協調の隠喩を込めての意訳。2019/09/03

モリータ

9
◆編著の中村元に加え、『佛教語大辞典』を編纂した三名による分担執筆。◆ざっと読みだが、「「閼伽」と"aqua"が同語源」というのが俗説であることに気づき、ここ10年の思い込みが正せたのがよかった。◆語源とともに紹介される(仏教以外の)古代インドの神話・故事が興味を引く。また、サンスクリット語やインド・イラン祖語に遡って説明される語も多く、ヨーロッパ諸語との繋がりなどがもっと紹介してくれるとさらに楽しく、かつ助かる(授業のコネタとして)のだが。2018/08/31

roughfractus02

6
同一言語内での語源への遡行は社会の政治、文化、習慣の変化が言語使用を変える点を示す一方、古代から現代までを同一の時空として正当性や伝統概念も強化する。が、広大な地域で多言語に訳された仏教語は、パーリ語やサンスクリットの記述語に起源を求めても、別の言語を話した仏陀が当時のインドの文化習慣を仏教に取り入れ、彼の死後様々な言語で長い間口承された後に記述された点を明らかにする。この場合、語源は散在するネットワークの中継点を成す。本書はサンスクリットを語源設定するが、古代日本語に至るまでの多様な変遷には驚かされる。2021/04/22

吟遊

6
おもしろーい2019/12/06

sak

6
ことばって大好き。1つの言葉の成り立ちや歴史を知り、ハッと気づくことが沢山あります。何気なく知ってる言葉や、知ってそうで知らなかった言葉の意味なども知れて楽しい 2019/03/29

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