内容説明
桐原芽衣は、研究施設に勤める派遣OL。毎日ミスをしては、上司の久保真太郎にこってりしぼられる日々を送っていた。彼の足を引っ張らないよう、がんばってみるけれど、いつも空回りするばかり……今日もひとりで居残り残業をしていたところ、いきなりやって来た彼に、突然抱きしめられて――!?普段はエスプレッソみたいに苦いけれど、ふたりきりの時はバニラみたいに甘い彼とのビタースイートラブストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つっきー
7
★★ 主人公のどこがいいのか全く伝わってこない。オドオドするばっかだし、仕事出来ないし、特技もなし、すぐ疑心暗鬼で自分に自信もないし。そもそもなんで好きなのか全く共感できず、イライラ。仕事の鬼なのも分かるけど、あんなにオンオフ使い分けられるのもなんだかなぁ。どっちもどっちの微妙な気持ち。甘い気持ちにはなれなかった、残念。2016/11/12
いっちん
7
図書館の返却本の中からチョイスしたけど…全く面白くない。○○した。ってごく単調な書き下ろしでやっぱりWeb作家という感じがした。今までも何冊か携帯小説は読んだし実際にも読んだりしてるけどこれほど面白くないのに書籍化されてるものに初めて出会いました。2015/01/07
のいじぃ
6
読了。相手への気持ちが重い人、恋愛の仕方というのはあるけれど芽衣の場合は自ら不安要素を作り出しそこにはまり自己陶酔しているようにしか見えなかった。相手も含め、深い愛情を持っていると言いながらちょっとしたことで揺らぎ、嫉妬し、お互いを確かめ合う姿は結局、自己愛の強い二人が依存しあっているだけのようにしか映らず、結婚後の話でも同じことを繰り返しているので切ない恋愛というよりは痛々しい二人の恋愛、という印象しか残りませんでした。2012/01/29
Marina
5
なんていうか……思い悩むのも嫉妬するのもいいけど、度を過ぎるとイライラ。それに仕事上できないことがあるっていうのは仕方ないことだけど、ミスが多すぎっていうのはドジとかおっとりっていうのとは違うし、一生懸命でカバーできるものではないと思う。厳しくてもそれが仕事上不当なものでなく、自分はちゃんと仕事をしているヒーローをヒロインが好きになるのはまあわかるけど、ヒロインのどこをヒーローが好きになれたのかわからない。架空の話を現実と考えるなと言われそうだけど、社会人としてこのヒロインを好きになるのは難しい……。2016/06/26
Haruharu
4
★★☆☆☆再読。う〜ん、なんというかヒーローもヒロインも面倒くさい奴でした。嫉妬して落ち込んだり、甘い言葉で優しくしたり。ヒーローは会社とプライベートの態度のギャップが大き過ぎる。私は耐えられないなぁ。いくらプライベートが甘くても、仕事している時は冷徹で言動も冷たいんだとやっていけないな。、2015/07/31