内容説明
人類滅亡の危機アビス・インシデントから約半月。タカヤは、同じデイブレイク使いの愛華や美帆、姉の汐葉たちとともに、表向きは普通の高校生として暮らしていた。だがふたたび、機械仕掛けの悪魔メカニクスによる予期せぬ襲来が起きる。武器を取って戦うタカヤたち。だが、タカヤはメカニクスの自爆に巻き込まれてしまう。そしてタカヤが目覚めたのは十年前の東京だった。そこでタカヤはオリジナルの愛華と出会うが――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
3
戦いの中、ひょんな事で転移した十年前の、侵攻を間近に控えた東京でオリジナルの愛華と出会う今巻。―――迫る危機の中、死の運命を覆せ。過去の世界で出会った愛華と共に巻き込まれる、AIの反乱に絡む異常事態。その中で突き付けられる選択肢。対してタカヤが自らが選び取った選択肢を叩きつける今巻。その選択肢は確かに過去を変え、世界の流れにも一石を投じた筈。その行いと引き換えに守れた命と繋ぐ日常。その日常はこれからきっと更に賑やかになっていく筈である。終わらぬ戦いの中、続く日々の行方とは。 次巻も須らく期待である。2018/01/05