ちくま文庫<br> こんなコラムばかり新聞や雑誌に書いていた

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ちくま文庫
こんなコラムばかり新聞や雑誌に書いていた

  • 著者名:植草甚一【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 筑摩書房(2017/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480432018

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内容説明

「ヴィレッジ・ヴォイス」から池波正太郎、筒井康隆まで夜を徹して読んで読んで、書きまくる。各紙誌に書いた「本」にまつわるコラム集は1960年代から1970年代の海外小説の良質なブックガイドであり、植草流「読書術」と呼べる一冊。中でも大評判だった東京新聞連載の「中間小説研究」は、J・J氏の仕事の中でもめずらしく日本の中間小説(すさまじい分量!)と対峙した傑作コラム。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

nemuro

36
“しりとり読書”の111冊目。2019年1月「ジュンク堂書店旭川店」での購入。“J・J”の愛称で知られ文学・音楽・映画評論家の著者が1964年~1974年、各紙誌に書いた本にまつわるコラム集。「海外読書散歩」(共同通信)から「ブックランド」(問題小説)、「ペーパーバックス」(図書新聞)、「ミステリー・ガイド」(読売新聞)を経て「中間小説研究」(東京新聞)まで。厚めにしてコラム。序盤に挟まっていた栞に「2019年5月8日中断」のメモを発見。以降、中断から丁度5年目となる5月8日を目標に定め粘りの読了である。2024/05/08

黒い森会長

3
元本は1974年刊行。書評集。中でも、「中間小説研究」はこの本の白眉。1971年から1973年12月まで、毎月出る中間小説誌に載る全小説を読むと言う試み。その当時の、有名作家の作品と評価がよくわかる。当時は、中間小説が全盛の時、傑作が次々出た奇跡の時代です。2015/09/22

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