竹書房文庫<br> 巨塔崩壊 TOWER DOWN 下

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竹書房文庫
巨塔崩壊 TOWER DOWN 下

  • 著者名:デヴィッド・ハグバーグ【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 竹書房(2017/12発売)
  • お盆休みの読書に!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/17)
  • ポイント 200pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801913196

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内容説明

〈北朝鮮の核開発〉〈アルカイダによる同時多発テロ事件〉を事前に作品で予見!
アメリカでは〈未来を予見する作家〉として注目を浴びるデヴィッド・ハグバーグ最新作!
明日、起こりうるテロをリアルとフィクションを交えて見事に描いたエンタテインメント!

倒壊へのカウントダウンがいま始まる──。
元CIAのベストセラー作家が描く明日のテロリズム。

顔のない男──謎のテロリスト
を追って、舞台はカンヌ映画祭からF1モナコ・グランプリ、
そして、再びニューヨーク・マンハッタンへ。
第二のビル倒壊のカウントダウンが開始される──。

「爆破されたと考えるほうが、設計者にとっては都合がいい。だが、それではあまりにも短絡的だと思わないか?」
「“オッカムの剃刀”だよ、ダン。最も単純な説明が、たいてい正しいものさ」
「だが、今回は例外だ」
 エンディコットの工学上の知識が、同調質量ダンパーが崩壊の原因だとする考えを妨げていた。しかしだからといって、爆破を原因だと断定するわけにはいかない。目撃者たちから提供された動画からも分かるように、ビルは倒れる前、中心から三メートル以上左右に大きく揺れていた。しかも、瓦礫から爆発物の痕跡は見つかっていないのである。
──本文より

【あらすじ】マクガーヴィとピートは、不審な人物としてメキシコ人のカスティーリョに目をつける。同時に“ナスル・ザ・イーグル”というコードネームの暗殺者の存在が浮かび上がる。二人は、暗殺者の目的がもうすぐグランド・オープンする超高層タワーのお披露目に忍び込むことだと推理し、セレブたちの集まるモナコへと飛ぶ。一方、暗殺者もマクガーヴィとピートの存在を察知し、激しい駆け引きがかわされる。あと、一歩のところで暗殺者を逃したマクガーヴィはニューヨークへと戻り、最終決戦の場であるタワーの警備にあたる……。果たして、第二のビル倒壊を防ぐことはできるのか──。“未来を予見する作家”が放つ、ハイテクの隙をつくテロ行為の未来像!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tsuyoshi

60
下巻ではモナコからターゲットであるニューヨークへ舞台を移し、ビル倒壊を巡ってカルマとマクガーヴィ達との攻防の一部始終が描かれていた。幾度となく訪れる危機の連続でハラハラしながらも夢中で読み進めた。最後は胸を撫で下ろす結末になりよかったものの、現実においては各地でこうしたテロリスト達の暗躍がある事を考えるとゾッとさせられた。2018/01/29

こうきち

0
KindleUnlimitedで読了。 後半は、アメリカらしいというか。自分が正しければ、最後はヒーローになれるという前提のもと、他人に理解できない行動原理で好き勝手に進めるという要素が大きいのですが。 最後、奇跡の同点打的に倒壊を防ぐことができましたが、正直、ビルの倒壊とともに主人公が死んでしまうというのが、本来の妥当なエンディングに思えました。 ストーリー的には、殺し屋だけど、やたらめったら殺すわけではないというカマルの方が、キャラ的には面白みがあったりして。非常に微妙な小説でしたね。2019/08/18

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