竹書房文庫<br> 巨塔崩壊 TOWER DOWN 上

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竹書房文庫
巨塔崩壊 TOWER DOWN 上

  • ISBN:9784801913189

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内容説明

〈北朝鮮の核開発〉〈アルカイダによる同時多発テロ事件〉を事前に作品で予見!
アメリカでは〈未来を予見する作家〉として注目を浴びるデヴィッド・ハグバーグ最新作!
明日、起こりうるテロをリアルとフィクションを交えて見事に描いたエンタテインメント!

「昨日の出来事が必要なら新聞を読め。
 だが、“明日起こること”を知りたければ
 この作家の作品を読むべきだ」
──ウォード・ラーセン[USA Todayベストセラー作家]

新建築の高層ビルが突如倒壊
ISISの犯行声明が出され、次なるテロが示唆されるなか、
元CIAエージェントは事件の核心は他にあると警告する──

 超高層のタワービル〈アトエイス〉に備えられている九百トンものカウンターウエイト。だが、もしそのコントロールが効かなければ、どんなビルも圧力に耐えることはできない。
 突然、巨大な楽器の弦を弾くようなブーンという音がして、ビルの骨格が軋んだ。と同時に床は西側へ向かって大きく傾き、全員の体が一かたまりとなって転がっていった。誰もが泣き叫んでいるという状況の中で、少なくとも二人が、なおも携帯電話に向かってなにかを叫び続けていた。
──本文より

【あらすじ】ニューヨーク、マンハッタン。完成したばかりの高層ビルのペントハウスでパーティが開かれるなか、不気味な振動が巨塔を襲う。それは地震でもなく、何者かによる物理的攻撃でもなかった。あっという間の出来事に、逃げる時間もなくビルの倒壊で多くの人命が失われた。人々の脳裏に9.11同時多発テロ事件の悪夢がよみがえり、アメリカ国民は震撼する。事件発生直後、犯行声明がテロ組織ISIS(イスラム国)から出された。政府は二棟目のビルへの攻撃を警戒し、元CIAのカーク・マクガーヴィに協力を要請。ビルが倒壊した原因は何か? 事件は本当にISISの犯行なのか? マクガーヴィは、恋人のピートともに事件の真相を追う──。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tsuyoshi

60
図書館本。9.11テロ事件間もないニューヨークでフリーの暗殺者カマルが引き起こした高層ビル倒壊。ISが犯行声明を出したものの、違和感を感じた政府は元CIA工作員マクガーヴィに捜査を依頼し、真相を追う。雇用主の引き止めにも関わらず執拗に第2のターゲットであるビル潜入を果たすべくメキシコのマネーロンダラーになりすましモナコへ向かったカマル。一方、次の犯行を推理し犯人に最接近したものの、フランス警察に捕まり追跡を断たれてしまったマクガーヴィ。第2のビル倒壊を防ぐことができるのか?下巻へ続きます。2018/01/29

こうきち

0
KindleUnlimitedで読了。 作中の小道具や、登場人物の情報を総合すると、2015年以降を舞台とした話。ちなみに著作自体は2017年発行。 全体的に浮世離れしたところから話が始まるので感情移入しにくいが、かなり難しいシナリオに、いきなり突入していく感じ。2019/08/18

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