内容説明
東西銀行の但馬一紀はトルコで初めて獲得した融資案件の主幹事を、担保差入制限条項をめぐる見解の相違から失いかける。一方、但馬が頼りとする女性官僚ニルギュン・エンヴェルは、巨額債務と政治腐敗を抱える母国トルコの舵取りに頭を悩ませていた――。巨大銀行と国家の暗闘、新興国の債務管理の実態を迫真の筆致で描く超リアル国際金融小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
shiozy
7
「赤い三日月」 正確には「赤地に白の三日月」だが、トルコの国旗である。この物語は、トルコで活躍する銀行マンを描いたものだが、私的には克明に語られるトルコの地理地名のほうが懐かしかった。かって、シルクロード踏破の仕上げに、東洋と西洋の結節点トルコを旅したからだ。下巻がどういう展開を見せるのかまだ分からないが、今のところそんなに大きなドラマは起こらない。人名や経済専門用語など、やたらカタカナが出てきて、慣れるまでちょっと時間がかかるかもしれないね。2014/12/17
dhaka
2
トルコが舞台の金融小説。作者が邦銀ロンドン支店勤務時代の経験が基になっており、リアルな描写。舞台のトルコについてもイスタンブールなど、自分が行ったことがある場所は主人公と一緒に歩いている感覚で読める。中東情勢が不穏になる中、下巻の展開が気になる。2014/12/22
Debuchi Satoshi
2
金融用語が難しい。ブッシュが出てきたけど、パパブッシュだったのね。湾岸とか懐かしい。2014/12/11
へいがぁ
2
感想は下巻読了後に。2014/12/05
tom1969
1
イラクのクウェート侵攻ですか。(下)を引き続き読みます。2014/12/19




