光文社新書<br> 雲を愛する技術

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光文社新書
雲を愛する技術

  • 著者名:荒木健太郎
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 光文社(2017/12発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334043292

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内容説明

みなさんは覚えているでしょうか。いかにも夏という感じの青空に映えるモクモクした雲の壮大さを。みなさんは見たことがあるでしょうか、激しい雷雨の過ぎ去った空にかかった、心打たれるような美しい虹を。(「はじめに」より) 豊富な写真・図版と雲科学の知見から、身近な存在でありながら本当はよく知られていない「雲」の実態に迫り、その心を読み解いていく。雲研究者である著者の、雲への愛にあふれた一綴りのラブレター。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

97
とりあえず地震と雲は関係ないらしい。雲を見て地震の心配をするヒマがあれば、防災の備えをしてくださいとのこと。2018年6月18日に発生した大阪北部地震の被災者として納得。2018/09/25

とも

57
とても詳しく解説されていて面白かった。 理系のむずかしい内容もあったが、図解はわかりやすかった。 写真もとても多く綺麗だった。 何個か浮いている雲の中から一つ選んで消えるように念を送るとその雲だけ消えるのはなぜだろう。2021/07/27

ふぅわん

49
著者の雲への愛が溢れてる^ - ^空を見上げることが好きなので、いろんな雲形を知ることができて嬉しい本。でも名前など詳細読んでも覚えられない。ポケット図鑑のように持ち歩きながら空を眺めるのもアリかも!素敵な写真満載です♫2019/03/16

そり

27
雲を好奇心の対象にすると優しい目を向けられるようになった。知識が繋いでくれたのだ。雲というのもまた、見えているようで見えない世界。熱の放出と吸収は繰り返され、落ちる雨滴が蒸発すれば白くぼわっと象られる。なかなか幻想のよう。▼知識がぎゅっとつまっているので、もっとひとつひとつが詳細に説明されている本も探してみたい。しかし、これはこれでポケット図鑑みたいなところもある。なので持ち歩いて雲と出会い、照らし合わせることでパズルのピースを埋めるように、身につけたい。2018/12/16

501

21
本のいたるところに雲への偏愛ぶりで満たされている。解説は気象の研究者らしく学術的で、コミカルな解説図や語り口、豊富な美しい写真、と初心者をしっかりとフォローしつつ、学術用語を惜しみなく使用する。初心者をターゲットにしてあまりにも噛み砕きすぎ内容が薄っぺらくなってしまうよりも、容赦なくがっつりと踏み込んでくれているのが嬉しい。ついていけない部分も著者の偏愛ぶりに引っ張られてなんのそので読みと通せる。覚えておきたい言葉ばかり。2018/05/19

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