内容説明
初めてときめきを感じた人が、こんな冷酷非情な男性だなんて……。
やむなき事情でワイオミングに来たメリーは、友人に連れられ、その兄である全米有数の企業の会長レンの広大な家に身を寄せた。背が高く豊かな黒髪のハンサムな彼を見たとたん、メリーのみぞおちにえも言われぬ衝撃が走った。これが……恋に落ちるということなの?ところが、一方のレンはメリーの姿を目にするやいなや、なぜかあからさまな敵意をむき出しにした。「僕に色目を使っても無駄だ!」そう言い放ったうえにその後もメリーを軽い女として扱い、ますます彼女のうぶな心を傷つけるが……。
■北米ロマンス界の最重鎮ダイアナ・パーマーの新たなライフワークとも言える大人気シリーズ〈ワイオミングの風〉の最新作をお届けします。『もてあそばれた純情』でヒロインの妹として顔を見せていたメリーが主人公。これまで幸薄かった彼女の初恋にご声援を!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっちゃん
17
父親に虐待を受け育ったヒロインが命を狙われて知人の知り合いの牧場に身を寄せる話!相変わらずの展開に安心感(笑)どうやら、姉版もあるらしい、この作家さんの相関図が有れば良いのに( ̄▽ ̄)2020/07/30
momo
10
父親に虐待されて育っても、純真な心の持ち主で、ヒロインがとっても素晴らしいお嬢さんで心が癒されました。2019/09/29
romance_holic
7
暴虐な父に虐待される生活のなかで、ヒロインと肩を寄せあい成長した姉のサリーのロマンスが気になったかたは「もてあそばれた純情」をチェック?2017/12/17
ちゃこまま
2
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎妹の話の方が好き2019/01/09