内容説明
初めて愛した男性に嫌われた私は、一人で生きていくしかないんだわ……。
継父にレイプされかけた過去を引きずるサラは、24歳の今もデートすらしない世捨て人のような暮らしを送っている。それでも密かに一途な想いを捧げる男性がいた。兄の親友で裕福な牧場主のウォフォード・パターソン――ウルフだ。ところが、なぜかウルフはサラを敵視し、出くわすたびに心ない言葉を浴びせかけてばかり。そんなある日、サラが馬に乗って草原を全力疾走していると、青ざめたウルフが現れ、彼女を無理やり鞍から引きずり下ろした。無謀な行動を罰するような激しいキスのあとの言葉に、彼女は凍りつく。「やはり君は、うぶなふりをして僕をたぶらかす魔女だったんだ!」
■北米ロマンス界最重鎮の作家D・パーマーが圧倒的な筆力で描く〈ワイオミングの風〉カーク3兄弟に続いてヒーローをつとめるのは黒髪の悪女に騙された過去を持つ牧場主ウルフです。彼を密かに慕ってきたサラの想いが届く日は来るのでしょうか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菫子
17
断捨離前に再読。ヒロインは男性恐怖症で、ヒーローはヒロイン似の女性にトラウマがあり、誤解によって拗れまくったふたりのロマンスはお馴染みのダイアナ・パーマー作品。特徴的なのは、ヒロインが処女のまま妊娠したこと。ヒーローの◯子が相当強かったのでしょう(笑)2020/08/30
あっちゃん
16
久びさにハーレクインを味わいたくなって(笑)相変わらずのダイアナパーマー、ある意味、安心感!ヒロインの身体の事もちょっとびっくり、知らなかったわ、そんな事あるのね!でも、逆にそれなのに、そんな事で妊娠しちゃうのって凄いなぁ(  ̄▽ ̄)2019/06/09
たまきら
16
おお、テキサスシリーズだ!と立ち読み。相変わらずのパターンですが。義父に13歳の時に襲われ男性恐怖症の女性と、彼女に外見が良く似た女性に欺かれた女性嫌悪症の男性の、こまったロマンスです。ちょっと設定に無理があってもなんだか憎めないんだよな~。とはいえ「いやいやこれで妊娠って…」とか、「いやいや、パーマーさんどこでそんなことを…」みたいなつっこみをせずにはいられませんでしたよ。2015/12/16
ちゃこまま
4
⭐️⭐️⭐️⭐️ 久々麻薬と誘拐が無い(笑)ロマンスを読めて楽しかった。 2016/11/26