幻冬舎時代小説文庫<br> 出世侍(五) 雨垂れ石を穿つ

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幻冬舎時代小説文庫
出世侍(五) 雨垂れ石を穿つ

  • 著者名:千野隆司【著】
  • 価格 ¥679(本体¥618)
  • 幻冬舎(2017/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344426856

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内容説明

将軍御目見の旗本・香坂家へ婿入りし、新御番衆として、江戸城へ出仕する身分となった藤吉。ある日、徳川家斉の増上寺参拝に同行したその帰路で、将軍の駕籠を襲う狂馬が現れた。藤吉はその場を収める活躍をみせるのだが――。狂馬に将軍の駕籠を襲わせたのは何者か? 農民から武士へと出世を果した藤吉の真価が問われる、シリーズ最終巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

31
農民だった藤吉がどんどん出世する様子は出来すぎとは思うけど、物語ならこれもアリだと思う。様々な逆境に立ち向かいながらも、腐らず諦めず、真摯に突き進む。格好良かった!妹のうらちゃんも、幸せになれそうで良かった。心穏やかになれるクライマックスだった。2021/05/25

美月0217

25
最終巻、わらしべ長者?のように出世していったような・・ でもやっぱり努力と周りへの気配りなどが大事だと思う。 最後、結婚しそうな二人になり、想いはちゃんと通じたね、よかったねと言ってあげたい。2017/12/10

Tatsuhito Matsuzaki

16
百姓の家に生まれ武士になる大望を叶えた藤吉が、さらなる出世を果たしていく爽快時代小説。シリーズ全5巻の最終巻。 まぁ、これだけ手柄を立てて出世を続けると妬み嫉みもあるでしょうが、引き立ててくれる上司や好意を寄せてくれる女性や同僚たち、将軍家斉直接のお声がけ、加えて「まだまだこれからだ!」というポジティブさがあれば、更なる大出世も夢ではないでしょう。名前が名前だけに! #水呑百姓 #中間 #家臣 #番士 #番頭 #今日の一冊2024/01/20

ひさか

10
2017年12月幻冬舎時代小説文庫刊。書下ろし。シリーズ5作目にして最終巻。3話の連作短編。まさに大団円で、しかし藤吉はもっと出世するんだと言っていて、先が読んで見たいなと思いました。2018/02/21

hiyu

8
満足したし、面白い。願わくは、部下を抱えることとなった藤吉は、上役としてどう振る舞うのか。もう少し見たかったなあ。2017/12/19

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