オーバーロード9 破軍の魔法詠唱者

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オーバーロード9 破軍の魔法詠唱者

  • ISBN:9784047304734

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内容説明

例年、睨みあいで終わるはずの王国と帝国の戦。しかし、帝国の支配者である鮮血帝・ジルクニフがナザリックを訪れ、戦にアインズが参入したことにより、その戦争は大きく変化することとなる――。
波乱うずまく第9巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

46
第一部完となる今回は王国vs帝国の戦争にアインズが介入する…な話。400ページ越えなだけあって読み応え十分な1冊でした。web版とは違って大量虐殺した後にも見せ場が作られているので最後の最後まで目を離すことが出来ませんね。ガゼフvsアインズとか盛り上がらない方がオカシイでしょ。単なる俺TUEEEな展開で終わらせないとか丸山さん最高やわ。so-binさんのイラストも素晴らしい。第二部からは完全にオリジナルな展開になるという事なのでこれからの展開が非常に楽しみです。次巻早く読みて―。2015/06/27

花揶〓書店員

40
物語は間接的に大墳墓へワーカーを差し向けた帝国の鮮血帝ジルクニフと、魔導王アインズの舌戦から展開されて行く。既刊の布石が活き、同時進行でカルネ村の調査を命令された第一王子、バルブロ等との戦いも佳境に入る。前巻の下積みによってエンリ達の頗る効率的な軍略と、手に汗握る局面の演出が主部の程良いアクセントとなり、後半の勢いに負けず劣らない。表舞台に立ったアインズの存在で起こる今後の激動は勿論、何やら画策する守護者達、竜王国の危機等、未だ未だ序章に過ぎないと言わんばかりである。さて、新展開を迎える山小人編は如何に。2016/04/04

ナオフミ

37
圧倒的な強者の前に見せる人間の本性というのをこの小説では上手く文字で表し、また普段自分たちが問題にしていることは、何か強いもの一つで吹き飛ぶほど意外と小さなと問題なんだとこの小説で考えさせられました。死を前にして人間は後ろにいる、生き残る人に向かって何かを残そうとしますが、それが不器用で伝わらないのも人間だなと思いました。2023/12/19

アウル

35
鮮血帝との話し合い、形だけの同盟。そして毎年恒例だった王国vs帝国の戦争にアインズが電撃参戦といった巻。魔導王アインズの圧倒的な力や非情さがコレでもかというぐらい押し出されていた。ガゼフの不器用ながらも次代へのバトンパスが熱い。ガゼフの遺したものを手にしブレインはまた強くなっていくんだろうな、人類最強まで行ってまうのかな。フールーダの熱狂的なシーンが無かったのが残念だったな、あそこ面白かったのに。2015/06/29

へいほー

32
既刊読み終え脱力感。最後の一騎打ちが物足りないながらも圧倒的な力の差がみえるので、あれもありか。ナザリック流にいう慈悲なのかな?WEB版読むかな~2015/10/19

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