内容説明
太平洋戦争勃発直前の昭和16年の夏、日本・中国・アメリカの5人の若者が槍ヶ岳の頂上に立った。いつの日か平和が戻ったらこの山頂で再会しようと5つの石を持ち帰る。だが、彼らはそれぞれ、零戦パイロット、陸軍特攻空挺隊員、対外宣伝放送アナウンサー、抗日レジスタンス、米軍語学兵の道を歩む。戦争に引き裂かれた二度と帰らぬ青春の日々を描く傑作大河ロマン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
マムみかん(*ほぼ一言感想*)
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「山岳ミステリー」じゃないですね~。 エンタメ風になってはいますが、史実に基づいた戦争小説。 読むのが苦しくて、なかなかスピードが上がりませんでした。 ホラー小説や、最近流行りの猟奇的なグロ描写なんかよりも断然怖いです!! 上巻は沖縄戦の終焉まで。 5人が微妙な感じにすれ違っている辺りに、昭和のメロドラマ的ロマンを感じます…☆2016/01/19
ひつじパパ
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沖縄戦は、本当に酷い。味方が味方を殺し、最後は沖縄の人々を本土決戦の捨て駒としてしまう始末。まさに地獄絵図。人間としての理性も道理もない。そんな中、私は祈るように、「頼む!最後まで5人が生き残って槍ヶ岳での誓いを果たしてくれ!」と何度もヒヤヒヤしながらページをめくっていた。政治や社会の状況がどのように変化しようとも5人の青春の誓いは堅固で純粋で堅いものだと思った。下巻で誓いが果たせる事を祈る!2019/09/10




