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内容説明
ヤングマガジン増刊、ARIA、アフタヌーン、モーニングに掲載された珠玉の読み切りが1冊に(3作品は単行本初収録)!魂を震わせる漫画家・高橋ツトムの真髄がここに!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
14
短編だからこそ描くことのできる物語。ささやかだけれど、確かな日常がここにはある。そして誰もが、そんなささやかなエピソードの積み重ねを生きていることに気付かされる。四つの小さな物語は、春と夏と秋と冬をそれぞれ舞台にすることで彩られ、主人公達の孤独な心にそっと色を灯す。表紙が、とてもとても素敵だ。2017/11/23
紫雲寺 篝
4
題名通り4つの話を収録しているが、季節感は大してない。荒涼で寂寞で時に激しい、という髙橋ツトムの印象が強く出ていたのは「多摩川を越えて」だったな。不良でヤンチャした野郎の1人が20年後に闘病の末死んで、通夜に皆が集まる。魂はあの頃のままで。「涙のタンタン麺」も面白かった。この人の絵柄でも食べ物が美味そうに見えるんだよなぁ。'03年と'11年の前2つの収録作は、流石に後2つには劣ったが悪くはなかった。既に絵柄は完成されているし。人生の一部を切り抜いた様に見せるのが巧い。「魂」を描くのに長けた漫画家だな。2017/11/27
pugyu
2
昔はプロ野球が人生に与える影響って大きかったよね。バースがかわいい。最終話、汗だくになる美味しいタンタン麺食べたくなった。2018/03/09
北白川にゃんこ
2
ツトムちゃんの今までの漫画の短編って感じだ!色々懐かしいよな鉄腕ガールとか。2018/02/09
tban
2
熱は画とストーリーに宿る らしからぬ、さわやかさにあふれたタイトルと 表紙絵だが、中身はクールに計算されながらも 押さえきれない熱量にあふれた作品集です。 さりげないというか、想像の範疇に熱を投入すると こうなるかといった、新鮮さにあふれた好短編集です。 2017/11/22