内容説明
内乱が続く美濃。父・おどろ丸こと長井新左衛門尉を「美濃の王」にしようとした新九郎の目論見は、夫を盲愛するおどろ丸の妻・関の方の独断専行により破綻した。大乱続く世で将となるには、父と戦い、情を捨て、「梟雄」となるしかないのだろうか。新九郎の懊悩を断ち切ったのは、なんとおどろ丸その人だった。魔剣・櫂(かい)扇を手にした新九郎は、ついに父と対峙する!「ふたり道三」の意味がついに明らかになる涙と感動の最終巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スー
19
40どっちが道三になるのかがこのように作品を読む最大の楽しみでしたが、まさかっ!の展開で驚いたけどそう来たか!と驚かされました。美濃取りは親子2代説を更に変化させ読ませる物語にしたのは流石ですが剣豪将軍義輝には一歩及ばなかったかな。2020/03/21
バッタ
3
ボリュームを感じさせず、一気に読みました。親子対決にやや物足りなさを感じたのと、跡継ぎのからくりがやや強引だったと思いますが、全体的に登場人物たちが躍動しており、面白かったです。2011/08/20
水面頼光
2
面白かった。二人の道三だけでなく登場人物それぞれが個性的に書き込まれていてとても良かった。特に全体を通して物語に緊張感を与えた関の方には助演女優賞をあげたい。本編の続きとなるであろう織田信長編を読んでみたい。2011/04/15
sasa✾
1
★★★★2017/11/21
goro@the_booby
1
いいねぇ~。血沸き肉躍る!これぞ戦国伝奇小説!関の方が秀逸!!大好きです。2013/11/22
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