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内容説明
生まれつき文字の読み書きに障害のあるディスレクシアの忍。小学校低学年のころは文字の読み書きが苦手でも、まだ関係なかった。しかし中学、高校と大きくなるにつれ、「自分にはできないことが多い」と劣等感が増していく――。そんななか、通い始めた塾には気になる女の子もできて…?忍の過去・青春を紐解く第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
suite
10
主人公の青年の子ども時代。ディスレクシアの子どもの文字の見え方や世界の切り取り方をなどを追体験できるかなり細やかな描写。スマホやタブレットなどのICTや、色ペン定規などなど従来の道具の駆使など、アイディアがめいっぱいシェアされて、学習が思い通りに進む子が増えていて欲しい。運用面で色々あるが、板書をまるごと写真に収められる点がスマホやタブレットは素晴らしいとこの作品を読むとつくづく思う。2018/01/29
まりもん
10
レンタル。忍の幼少期の話がわかってちょっと切ない。2017/12/27
へへろ~本舗
6
ディスレクシアの青年・忍の過去の話。周りも自分も忍がディスレクシアとは分からず、劣等感を持ち、また見下されてきた忍。今まで何をどれだけ諦めてきたのか、同じ障害を持つ遥の問いかけに自分でも今後できることを考え始めた。忍にはこれからもっと幸せになって生きがいを見つけていってほしいと思う。2017/11/13
かなっち
4
1巻が面白かったので、全巻を購入して一気読みしました。『ディスレクシア』の青年が、生きにくい世の中で自分を見付けて頑張っていく、心温まるストーリーです。2巻は主人公の子供時代のお話で、病気だと気付かれずに努力を強いられる学校生活や、努力が報われず傷つく毎日に、胸が痛くなって涙が出ます。こういうのは無知が一番の罪だと、改めて思いますね。本当に心から、よく頑張ったねと抱きしめてあげたくなりました。そんな彼も同じ障害を持つ人と知り合い、これからは自分らしく生きていけそうで嬉しい限りです。2022/03/15
るぅ
2
あー、辛いなあ。。。ディスレクシアの子の小学校での困り感、気持ち、そして不登校、よく取材されてますね。忍が辛い道の先に見つけた「居場所」が温かな場所でよかった。一見障害と気づいてもらえない自閉症スペクトラムやディスレクシア、あるいは臓器の疾患…障害の有無に関わらず思いやりのある優しい社会であって欲しい。2018/01/30