内容説明
戦争の本質を論じ、近代戦略思想の“聖典”として知られるクラウゼヴィッツの『戦争論』。古びることのない名著の神髄を、訳者自らがやさしく読み解く。学生との対話形式で難解な思想のポイントがつかめる、最善の副読本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
aiken
15
2017年の本。「戦争論」は有名だが、読みにくいと評判なので、入門から入ってみた。学生との対談方式で書かれてあるのでわかりやすかった。有名な戦略、戦術とは何か。兵站の在り方。戦争とは他の手段をもってする政治の継続という発想がどうやって出てきたかなど近代ヨーロッパの実際の闘い方ついて解説してあった。戦争論のあらましはわかった気がした。今度は本物の訳本にチャレンジしてみたい。2021/10/19
tyaro
1
クラウゼヴィッツの生涯を踏まえ、どういった経緯・背景をもって戦争論が成立したのか、対話篇で解説したもの。戦争論自体が具体的な戦術を論じたものというよりも、戦争の本質とは何かを論じたものであり、どちらかというと抽象的な話が多い印象(だからこそ長年に渡り読まれるのだと思うが)。原著の翻訳を読んだ方が面白そう。2025/09/12
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