舟を編む(下)

個数:1
紙書籍版価格
¥682
  • 電子書籍
  • Reader

舟を編む(下)

  • ISBN:9784065104651

ファイル: /

内容説明

玄武書房・第一営業部に勤める馬締光也は、言葉に対する鋭い感覚を買われ、辞書編集部に迎え入れられる。新しい辞書『大渡海』の完成を目指し、言葉という絆でつながった人々とともに、馬締は辞書の世界へ没頭してゆく――。雲田はるこ×三浦しをんの豪華タッグで贈る、本屋大賞受賞の大ベストセラー小説、待望コミカライズ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吉田あや

77
「たくさんの言葉を可能な限り正確に集めることは、歪みの少ない鏡を手に入れることと一緒」___言葉は心を代弁するものでありながらも人は言葉足らずですれ違い、心の中を在りのまま伝えることは存外難しく、飲み込んでしまう想いもある。心の隅々までもそのまま伝えられる、そんな魔法のように言葉で想いを取り出すことができたら素敵だなあ。もっと辞書を読み込んで、ひとつでも多くの想いを大切に伝えていける人になりたい。原作の素晴らしさをより広げてくれた雲田さんのチーム大渡海に出会えてとても幸せ。2020/01/12

まろんぱぱ♪ 

60
「大渡海」を穴のあいた舟にしないために‼この馬締の顔を見るためにコミカライズを待ちましたね‼西岡も野心と優しさと、良い意味で狡猾さをごちゃ混ぜにした素晴らしい顔してました、だけに麗美の観察眼が優しさに満ち溢れ、あの西岡が泣きじゃくります。で、岸辺が、宮本への自分の気持ちに気付いた「ぼんっ」は可愛いです。小説では見えない魅力的なキャラたちの表情が見えるコミカライズ、雲田はるこ先生の筆致があってこそ。完成までの時間を感じさせるキャラたちの枯れ具合がまた味です。で、おまけマンガのおじさんの熱い絆に乾杯です。2017/11/14

どんふぁん

56
2018年9月29日読了。読書メーターにておススメしていただいたので、さっそく手に取ってみました。小説を忠実に漫画化されているように思いました。小説がぎゅっと凝縮されているような印象。西岡さんが大好きで、でもイメージはもうちょっと男前の予想でしたが(笑)でもパンチのきいたところは素晴らしく忠実に描かれており、原作ファンとしてはうれしい限りでした。2018/09/29

honoka

44
帯の「三浦しをん書きおろしあとがき収録!」にウキウキしながら読み始め、そのあとがきの通り「胸打たれ、涙で視界が曇った」の連発でした。これは原作を読んだ時もだけど、雲田さんが一コマひとコマに込める想像力は別次元で凄い。更に言えば実写映画とも異なる感動に震えます。素晴らしい。2017/11/11

momogaga

39
レンタル。タイトルの意味が迫ってきました。携わる人たちの時間と夢を詰め込んだ辞書作りのドラマに出会えてよかった。今度は、原作と映画で楽しまさせて頂きます。2018/09/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12346780
  • ご注意事項

最近チェックした商品

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数2件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす