祥伝社文庫<br> 龍の黙示録 水冥き愁いの街 - 死都ヴェネツィア

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祥伝社文庫
龍の黙示録 水冥き愁いの街 - 死都ヴェネツィア

  • 著者名:篠田真由美
  • 価格 ¥1,026(本体¥933)
  • 祥伝社(2017/10発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396335410

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内容説明

カトリックの総本山ヴァティカンが<緋色の龍>と畏怖する吸血鬼・龍緋比古。聖なるキリストの血を吸った龍の抹殺に枢機卿が動き出した。教会を裏切った修道士セバスティアーノを拘束、ヴェネツィアに移送する。一方、龍と柚ノ木透子はセバスティアーノ救出のためイタリアへ。そこで待ち受けていたのは美しき吸血鬼タジオだった……。待望のイタリア3部作始動!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

4
龍の黙示録シリーズ 第6弾 イタリア三部作 第1弾 ヘタレ修道士の為に舞台はヴァティカンからヴェネツィアへ。 意識のない状態で移送された先で待っていたのは、 師を龍に殺され、復讐に燃える200歳の美しき吸血鬼タジオ。 そしてべタニアの姉妹はじめ、教会の刺客たちが水の都に集結。 いきなり襲ってきます。 そんな時でも脳みそピンクにしたり、グルグルさせるのは 本当に勘弁して! が、セバスティアーノも透子も闘う意味を見出します。 最後の方のシーンは、是非とも映画館の大画面で 見たくなるような情景描写でした。2020/10/30

Hugo Grove

3
ヴェニスほど幻想的な小説にぴったりな都市はないだろう。また素敵な新キャラの登場です。それになんとロマンスまで盛り上がってしまうのです。人から一番遠いリュウが誰よりも人と同じように苦悶するのが、切ないです。決着は次作に持ち越され続きお読まずにはいられないです。2012/10/07

hiroeiku

0
今回の龍先生の告白にキュンキュンしました(^^)タジオが味方なのは、心強いかと思ったけど、つかまっちゃったもんなぁ。にしても、あのダチョウ教授が黒幕なのかなぁ??どうなるのかなぁ、これから!龍先生は、勝つの??セバスティアーノは大丈夫なの!!??早くつづきを読まなきゃ!でも、なかなか、読み進められないなぁ。2013/11/21

胡瓜夫人

0
前作に続き大変面白い。解説にもあった通り、「幻想のヨーロッパ」が世界観を成功に導いている。それにしても、トリブラといい、龍シリーズのセバスティアーノといい、何故真理を体感する者はヘタレなんだろう(笑)続きが気になるところだ。2010/01/26

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