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内容説明
教師を苦しめるのは「過重労働」だけではない!
教育改革の重圧、生徒や保護者との確執、味方にならない校長……
学校教育の「ねじれ」構造の実態を明らかにする!
ゆとり教育をはじめ、過去、文部科学省によって決定されてきた教育改革は、度々失敗に終わっている。
その原因は、理論上の正しさばかりを重視し、実践までを考慮に入れていない点にある。
教育現場で子どもに向き合う教師たちは、戸惑い、苦しみながらもより良い教育のために奮闘してきたのである。
果たして、教育改革の失敗の本質とは何か。
そして2020年の教育大変革に備えて今すべきこととは?
高校教師37年のキャリアを持つ著者が、圧倒的な現場目線で提言する。
<目次>
第1章 アクティブ・ラーニングは日本の教育を変えるか
第2章 教師は「個性」を鍛えよ
第3章 学校教育を揺るがすちから
第4章 教師はいかにして権威を失ったか
第5章 「子どものため」は教師の驕りである
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムーミン
9
人としての自分、教師としての自分を常に見直し続ける。2018/02/28
寝落ち6段
8
経験で語るのは大いにありだと思う。が、埼玉県での高校での話でしかない。全国には小学校が一番多く、次に中学校で、高校だ。しかも、埼玉で4校のみの経験談であり、退官が15年以上前なので、そこにあまり説得力は感じない。ただ、行政の考える教育改革は、現場レベルでは厳しいし、余裕がない。現場は常に試行錯誤して、改革内容を何とかしようとしている。だから、長時間労働で、しかも残業代も出ない。少々アクティブ・ラーニングについて誤解しているようだ。議論、話し合いだけがそれじゃない。見学も、体験も、すべてがそれなのだ。2019/06/13
Yappy!
5
プロ教師の会の関係の人ですね。 まあそれはそれでこうした視点からの見方もないといけないよねと思う。 学校という立場、教師という立場、教育政策立案者という立場、一般の人、親としての立場、教育はそれぞれが分断した世界でそれぞれの立場でどこかを攻撃するという状態か。分断というイメージがとてもしっくりくる。 「こどものため」は教師の独善とあるが、モンスターペアレンツも含め、もっといえばあらゆる集団で他のためという言葉が頻繁にかつ目的として幅を利かせるのは、自分とは違う立場を考慮できなくなっている状態か、同意。2018/09/13
oooともろー
5
諏訪氏の本は久しぶり。でも以前の方が鋭かった?そもそも後半はタイトルと異なっているでしょう。2017/12/17
しゅんぺい(笑)
5
言葉を選ばないですが、なんか、諏訪さんが劣化してしまった、ように感じた。2000年代に書いていた本のほうが、言いたいことがはっきりとまとまっていたような気がする。薄まった。こう考えると、タイトルも合っているのかどうかわからへんし。んー、なんか物足りない。2017/12/16
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